2015年8月 四国カルスト天狗高原

暑い暑いさなか、四国にご用ができました。
一昨年立ち寄った『道の駅虹の森公園まつの』に愛媛県初のRVパークを開設して貰えることになり、そのオープニングセレモニーに参列します。

ナビソフトに尋ねれば所要時間は4時間ほど。セレモニーの開始は10時なんで9時には入りたいよね。
とすると5時前の出発か、事故渋滞でもあったらどうにもならんな。
だけど前泊するったって暑そうだしなぁ〜
なんて堂々巡り・・・

良いコト思いついた!
前の晩は四国カルスト天狗高原で涼みましょう♪
そしてね、折角高原に行くのなら一晩じゃ勿体ないと話が転がり前々日の出発と相成りました。

山陽道を順調に走り抜け、しまなみ海道。
瀬戸田PAで休憩。
写真撮ろうとしたら愛用のカメラ積んでませんでした。(^^ゞ
てな按配でポッケのスマホがメインカメラにご就任。

前方『多々羅大橋』。

走りだしたものの腹が減って来たので来島海峡SAで早めのお昼ごはん。

暑い暑い。

ここからチョイの間196を走り今治小松道に乗ってマッチャマ道。

眺望抜群の伊予灘SA。
素晴らしい♪ ココで寝なさい!と云わんばかりの施設です。



内子にやってきました。
猛烈な暑さですがやっぱり内子座を見て行かなくっちゃ。


受付の方に勧められ『内子座』と『木蝋資料館』に『商いと暮らし博物館』のセット券にしました。


中もチョ〜暑いけど奈落だけは涼しかったな。


ビジターセンターまちの駅に立ち寄るとこんなモノがありました。
通りの家々に高い竹竿が立てられていたのはこの為だったんですね。
あさってから笹まつりだそうです。セレモニーの帰りに見に来ましょう。

商いと暮らし博物館
古い商家の日常がよく判る上手な展示でしたよ。


番頭さんと手代さんの人形がチョット気持ち悪いけどね。(^^ゞ






町並み保存地区の床屋さん。
サインポールが随分控えめで暖簾が無ければわかりません。


『木蝋資料館』。
木蝋で財を成した豪商の館とその作業場でした。


この奥右手が作業場。カフェになってました。


金に糸目をつけず豪勢に材を奢ったことがよく判る小屋裏。


内子の”道の駅フレュシュパークからり”に立ち寄りお惣菜を物色中。
これは大当たりヽ(^o^)丿
バアバはアレもコレもとたくさん買い込みます。



クネクネの山道ガンガン登って天狗高原に来ました。
辿りついた天狗荘の建物は高知と愛媛の県境を跨いでいます。

フロントでチェックイン。
『キャンプと入浴二人。テントないけどね。』と言うと、お姉さんキャッキャと笑ってました♪
キャンプ1人540円、入浴も540円とリーズナブル。ヽ(^o^)丿
注:入浴だけってのは無くて、キャンプの付帯サービスです。

この森がキャンプ場。
炊事棟とコテージエリアの向こうにテントサイト。


内子の道の駅で手に入れた惣菜にチラシ寿司と天狗荘の冷え冷えビールで乾杯!
食事が終わるころにはクルマを吹き抜ける風が冷たいコト冷たいコト♪


グッと冷えて来たのでトレパンと長袖に着替え、お風呂に向かうと館内にも県境。

目論見通り。ヽ(^o^)丿
寒くて寒くて、窓を閉め切り毛布ひっ被っての就寝です。


日の出前の天狗高原。
向こうの尾根にはカルスト台地の片鱗がみえています。

歩いているのはミュンヘン出身とだいう青年。
結構な長身ながら向こうのエンジ色の軽自動車で寝ていましたヨ。

土佐湾方向を望みます。


こちらは足摺岬方面。


何は無くても先ずは珈琲。


お日さんは昇ると同時につよい日差しを浴びせます。


上の写真正面のピークまでテクテク歩いて振り返るとコンな景色。

 ↑オンマウスでピクセル等倍。逆光でもこの描画、侮れませんなスマホカメラ。

ピークから南南西。土佐湾方向。



クルマに戻って移動。この辺は五段高原。かな?


尾根の上は放牧場になっていて牛が沢山。


風車の辺りが姫鶴平。メヅルと読むそうです。


カルスト学習センターのアプローチに咲いていたフシグロセンノウ。
小さいのに可也の自己主張振りでした♪


姫鶴平キャンプ場から東方向

標高1300mの涼しい風に吹かれて一日ノンビリさせて貰いました。


夕飯時、天狗高原に戻ってみると何やら大きな物を奥の森に運び込んだり組み立てたりしている一団がいますよ。
面白そう♪
『なになに?』と興味津々尋ねてみれば蝙蝠や鼠などの捕獲調査だって。


この仕掛け、10ミリくらいの間隔で緩めに張られた縦糸のみがびっしり。
飛んできた蝙蝠がフワッと絡み下の袋にスルリと落ち込む仕組み。
ハープトラップって名前だそう。
ハニートラップなら聞いたことあるぞ。(^^ゞ。

接写を試みたもののピントが背景に行って糸は写りませんでした。

写真は諦め興味津々仕掛けを仔細に検分してたら年嵩の方に『どうです?今晩ご一緒に。』なんて言って貰いました。
冗談だとは思うけど面白そう♪
だけど、ジイさん夜は滅法弱いからねぇ・・・
みなさん仕掛けを担いで森の奥や五段高原方面にいなくなりました。


さて、今日は明るいうちにお風呂を戴きましょう。
一番風呂でした。誰もいないのでiPhone持ち込んでパチリ。

一杯飲んで晩飯喰って天の川見あげていたらスッカリご機嫌、捕獲調査にお邪魔することもなく、ジジババはあっと云う間に高鼾。


今日は朝から例の行事です。
日の出前から起きだし、食事をとると梼原の街に降りてきました。
メイン通りにはミニ朝市♪


古式神楽の登場人物が通りの両側に沢山。


通りの外れには風車。実際に発電しているのかどうか?
ボディはミンククジラを象っているように見えますが、どうなんでしょう??


梼原町をはなれR197を南西へ向かいます。
鬼北町に入って暫く、R320との交差点に道の駅日吉夢産地。

搬入の軽トラがいっぱいでした。
まだ開店前かと思いきや8時半からとなかなか良い具合♪
10時開店なんて呑気な道の駅は『日吉夢産地』を見習いなさい!


9時には『虹の森公園道の駅まつの』に到着。
町長さんや商工会の会長さんなど町のお歴々がズラリ。
RVパーク認定書授与のお役目を果たしセレモニーは滞りなく終了。

思った通りすご〜く暑い。


『おさかな館』でアイスコーヒーをご馳走になり、館内もご案内戴きました。
四万十川源流域の部。

この館内で四万十川の源流域から河口域まで疑似体験。

そして河口域の部、アカメ

副館長さんがストロボを強制発光してくださいと言われるのでその通りにしてみるとホントに目が光りました。


オマケ♪
大人気だそうです。ペンギンのお散歩。


も一つオマケ。
立ち上がるワニ、だいごろう。

このワニ、宮島水族館からのお輿入れだそうで何とも言えない親近感をもちましたよ。
この『おさかな館』、外観からは想像つきませんでしたが可也大きな規模で展示も力がはいったモノでした。


お昼は町長はじめ町のみなさんが声を揃えてお薦めだった『末廣』
四万十で捕れた天然モノだけを喰わせて呉れる鰻屋さん。
一人前4420円!勿論自腹です。ヽ(^o^)丿

身が締まって真っ当な天然鰻でしたぞ。旨かったぁ〜♪

クチクなったお腹を抱えて『森の国ぽっぽ温泉』


左側の板塀から下を覗くと予土線松丸駅のホーム。駅舎温泉です。

このお風呂、RVパークを利用すると一割引きで入浴できます。
そうそう、同じく『おさかな館』も一割引きと中々の歓迎ぶりですぞ。


良いとこでしたね、この辺り。
高原あり渓谷あり穏やかな川もあり。山の幸、川の幸が滅法豊かで安くて美味しくて。
流石にこの時期盆地は暑いけど、四国カルストに上がれば寒いくらい。
この辺りは次も暑い時期に再訪しましょう。
こんどは孫と一緒に来たいと思います。きっと喜んで呉れるはず♪
のんきで気ままな野良寝旅、万歳。ヽ(^o^)丿

後日談:
ハニーじゃなくてハープトラップの糸がウマく撮れなかった原因が判りました。
iPhone6Plusユーザーのみなさん、部品交換プログラムが告知されていますよ。
(2015/08/21現在の情報)
手ブレ補正機能が誤動作、レンズが暴れるんだそうです。


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