野暮用絡みでニシに走ります。
昼間の疲れもありはや徳山辺りでもう眠くて眠くて・・・
何と広島からたった百キロ余りの佐波川SAで果てるコトとなりました。

寒くて目を覚ますともう6時。
朝焼けの写真を撮り、顔も洗わず走り出します。
朝食は美東SAの名物『貝汁定食』。
元々痩せていたのやら、煮込んでしまったのやら小さなアサリでした。でも出汁は十分出ていて元気も出るんだな。

古賀で野暮用を済ませ更に南下して、日田からR212を走り杖立温泉。
カミサンは泉屋のむし湯、わたしは川原をぶらぶら歩いて川面を眺める岩肌の元湯で朝風呂♪
週末に『竹灯り**?』と云うイベントがあるようで、地域の皆さんが竹を切って蝋燭を仕込んでおられました。温泉街を渡る橋にも取り付けが始まっており、夜には綺麗でしょうね。

湯上りは今回のお目当ての一つ『下城の大銀杏』。
樹齢千年を超える大イチョウ。それはそれは見事なものです。
もう落葉が始まっており、坂道は黄金色の絨毯でした。
来年は皆さんも是非。


それやこれやでウロウロする内にお昼も近くなり、
小国の近江屋に向かいます。
ココは鰻の老舗。
蒸していないので脂が強く身もかためですが、旨い。
先日も立ち寄ったのですが、いつの間にか定休日が出来ていて、しかも火曜日!
何とも悔しいのでリベンジ♪

濃い味の鰻を味わった後は小国の醤油屋でいつもの醤油を買い、地元の冷酒を仕入れ、R212を南下し小国蕎麦街道を回り道して外輪山のつづら坂を下り内牧温泉に入ります。

内牧では数ある町湯の中から薬師温泉をチョイス。200円。
熱めのお湯にゆったり浸かり極楽極楽。
些か湯あたりしたようで、ボ〜っと阿蘇五岳を眺めているうち仙酔峡の紅葉を見に行くことに話がまとまり暫しのドライブ。
紅葉は終わっていました・・・(^^ゞ

中岳を下りR57をわたり阿蘇神社に廻ります。
参拝後は目当てのご神水を用意のタンクとペットボトルにタップリ汲みまう。
ご神水を積めば積むほどに乗り心地がしっとりとしてゆくわが愛車♪


ルンルンで内牧に戻り、田町温泉。
100円で一風呂浴びて向かうは彦しゃん。
サッパリとした豚骨味のスープが旨いラーメンのお店。
わたしゃラーメン、カミサンはチャンポンを食しました。仲町通り旧役場のチョット西、庶民派グルメお勧めの一店です。

食後、路地をブラブラ散歩していたカミサンが『宝湯』に目をつけます。
これは割烹がね政のお風呂。食事をしなくても入れます。お代は300円。料理もリーズナブルなお値段ですから鳥天食べて温泉浴びてってのもイイですね。大きな駐車場あり。

すっかり満足して今夜の寝場所は某公園駐車場。
見晴らしも良く用心も良くてグゥ。
気持ちの良い朝です。
日の出を眺め食事を済ませると、本年新装成った新穂湯200円で朝湯。いいお湯でした。

ご機嫌で内牧を離れR57からR325に入り南阿蘇へ。垂玉温泉や地獄温泉に寄ろうかとも思いつつも勢いで高森まで一気に走りました。

おなじみ湧水トンネル。幻の高千穂線高森トンネル。
出水事故で工事が中断され公園になったそうです。

高森の役場の近くに観光センターなるものが出来ていたので入ってみましたが、神楽のステージがあったりして地元のお祭り用かと見受けられました。
高森を離れR325を南下、高千穂方面に走ります。
ここにも幻の高千穂線の遺物が酒蔵になり『トンネルの駅』。高千穂のサケを中心に地元の産品が並びます。
サケの試飲もあったりしますが、運転者は飲んじゃイケマセンよ。

ちゃんとイモ焼酎を買って天の岩戸神社方向。
天の岩戸温泉に立ち寄りひと風呂浴びます。沸かし湯循環の哀しさで塩素臭が鼻につきますが気持ちのいいロケーションと暖かいもてなし。

何より別棟の温泉茶屋が好い。
茶屋を覗くと元気のいいオバちゃんたちが大きな寿し桶に炊き立てのご飯をうつすところでした。
掛け入れる合わせ酢の香りがフワ〜ッと店に拡がります。
もちろんワレワレもちらし寿司を頼み地鶏蕎麦を一杯ずつ貰いましたが、コレが旨い。
つなぎの少ないザク切りの蕎麦にタップリのネギと激ウマの地鶏♪

余り便利なところではないのですが、食事だけの地元のみなさんが続々と来店します。
オバちゃんたちの元気一杯な笑い声も楽しい良いみせに巡り合いました。

神社に参拝し天の岩戸は見ませんでしたが、渓谷を歩いて天安河原・仰慕窟を訪れます。八百万の神々が集い談合したと云う洞窟。
何とも神々しい情景でした。

神社の駐車場に戻り、表を走る県道7号を緒方方面に向かいます。

紅葉に見とれているうちに素晴らしい滝に出会いました。常光寺の滝。これはヨカッタ。でもコノ後の山道はつらカッタ・・・


とても綺麗な雄の雉に出会ったり、野ウサギのしっぽをみたりしながら、何とかかんとか尾根を越え、原尻の滝に降り立ちます。
道の駅でカボスソフトを食しココでも滝を眺めゆっくり。

緒方の街の中心に入り旧い友人兄弟の顔を見て、大分に出ます。
大分でも友人に会い、しばし立ち話の後、通勤渋滞の市内を通らず山側にバイパスしてR10に出た正面に友人一押しの湊温泉。
イィ〜お湯です。

湯上りにはボチボチ北上し大好きな街、湯の街別府。
しかし、勿体無くも日本屈指の温泉群には目も呉れず、クルー時代から通いなれた『とよ常』で夕食♪
わたしゃ丼からハミ出すエビと季節の野菜が美味しい天丼!
カミサンはお造り定食。
小鉢は勿論カレイのカラ揚げや焼き魚まで付いてきます。
コレで630円と1050円!
安くて旨くてどうもスミません。(^^ゞ


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