忙中有閑、ひさびさの休日♪
いまが見頃と聞くフジを目指して東に向かいます。

福山の顧客を訪ね、も一つ福山で寄り道しました。
クルリ反転して尾道JCから尾道松江道の無料区間を通って世羅高原。
そんでもって訪ねたのは『せらふじ園』。

う〜ん・・・
なんだか房が短いな?
ことしはいつまでも寒かった所為なのか??
それとも相当に年季が入った老木だったからなのか???

長く垂れてるのがウリの花の房が短くて、マスメディアで言い囃す程に見事とは言えないものの高原の尾根尾根に伸びる藤棚は広い広い。

まっイイでしょう。房の長さより香りを楽しみましょうね♪
棚の下のベンチに腰掛け目を閉じれば、強い日差しと乾いた風と藤の花の香りに包まれチョッとしたリゾート気分。
朦朧としますよ。

つかの間の白昼夢から覚め動き出します。
ふじ園を出て国道に戻ると『蕎麦 夢想庵』という看板が目につきました。
もちろん行って見ますとも。(^^ゞ

辿り着けば手入れの行き届いた里山に立つ古民家でした。
整然と植えつけられた田んぼは本当に美しい。

アラ、平日なのに駐車場いっぱいだぞ。



中々洒落たインテリア。
肝心の蕎麦は細切りで中々良い香り。硬めの茹で加減も好きだな♪
でも写真は無しです。
蕎麦を目の前にするとスッカリ飛んでしまいましたよ。(^^ゞ
ココはまた来てもイイナ。

夢想庵をお暇します。
県道を西進このまま甲立方面に抜けるつもりだったのですが、国道手前の標識に『三次』の文字を目にしたことで先年亡くなられた大先輩の穏やかな笑顔が瞼に浮かび北北西に転針。
三次方面に向います。

外洋帆走の何たるか。体育会らしからぬソフトな語り口で生意気な鼻垂れ小僧を仕込んで下さいました。
ジェントルだとかインテリジェンスだとかってのは、この方を形容するための言葉だと思っています。

南に開けた丘の上。
市街地を望むぶどう園の旧宅を訪ねると奥様お元気。
わが野良寝車に何故か常備の線香燻らし、写真の中の穏やかな笑顔と思い出話しのあれこれ。

奥様ともしばしの問答を楽しみ知縁の方々の近況をお話しました。
従姉の演奏会にもお出かけいただいたそうです。ヽ(^o^)丿
どうにもこうにも頭が上がりません。
何てったってウチの叔父たちと同年輩で同窓でわが親父のことも良くご存じだった大先輩ご夫妻なんです。
『未だ未だ若い』とか、還暦過ぎての小僧扱いなど何とも心地好い。(^^ゞ
ここでもぶどう棚をわたる風が爽やか♪


忙中有閑、チョイの間のドライブ。
久々の世羅高原はとっても賑やかでしたが、ふじの房はちと短かかったし、今しがたウエブで夢想庵を検索してみれば散々な評価・・・?

でもね花の楽しみ方も食の好みも人其々。
気温は随分上がってきたけど湿度はマダマダ低くてとってもいい気分♪
”せら”だけに、”ケ・セラ・セラ”なんちゃってね。ヽ(^o^)丿


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