久々のさぬきうどんだァ〜 ヽ(^o^)丿
いつもの如く夜半に出発。 山陽道をひた走り本四架橋に入るとお馴染み
与島PAで満天の星を仰ぎながら就寝。
気合が入ったおバカ共は未だ夜も明けぬ内から動き出し5時に開く坂出の 『いきいきうどん』。
お店に入ると結構な人数がうどんを啜っています。
朝の6時ですよ6時・・・
恐るべしサヌキ、うどんのクニ。
どんぶりにうどん一玉貰い、自分でチョィと湯煎してトッピングはエビセン(堅揚げの小エビかき揚げ)。
カミサンは甘辛く煮込んだ油揚げ。給湯器に入った出汁を注ぎ込み完成!
つるつるっと啜り込めばアッと云う間に朝食終了!!
すっかり明るくなった讃岐の国を走り善通寺参り。
境内には宿坊から出てきたお遍路さんがボチボチ三々五々。
暫くするとお坊さんも出てきて皆さん一緒に集合写真を撮ってゾロゾロとバスに向かわれ出発。
われわれは静かになった境内をしばし散策の後、お寺の近く国立病院の裏 にある『宮川製麺所』。
おいおいマダ9時前だぜ(^^ゞ
トッピングには目の前で製麺所の奥さんが揚げていたチクワ天。
コシのある麺とイリコ風味の薄口出汁にチクワ天の甘さが旨いの何のって、とても言葉では表現できません。
食べ終わると、店のご主人に『アレ良いねぇ〜』と声を掛けられます。
『うん?』
駐車場に置いた愛車のコトでした。キャンパーに憧れをお持ちのようで何よりです♪
さて、早くも讃岐2食目のうどんを済ませたおバカは金毘羅さんに向かいます。とは云え金毘羅神社参拝ではないのだ。
お目当ては『金丸座』。
現存する日本最古の芝居小屋。
背後の山手にチョットだけ移動して、江戸時代の姿そのままに修復され、今も本物の歌舞伎が上演される現役の芝居小屋。
今春も坂東三津五郎・市川亀治郎・市川海老蔵以下百三十余名の一座が19日間延べ38回にわたり『仮名手本忠臣蔵』『浮世柄比翼稲妻』などをご披露したそうです。
館内は職員のオジさんに案内して戴けます。
江戸期そのまの大仕掛けに圧倒されること請け合い!
判りやすい説明のなかにお国自慢がたっぷり混じった楽しい案内ですよ。
皆さんも是非!
金毘羅を離れ、ボチボチ・ブラブラR32を走り高松に。
高松では瑠美ばあちゃんで有名な『池上製麺所』。
相当な数のヒトがクルマが押し掛けるらしく、周囲の至るところに『池上うどんに行かれる方の駐車お断り』
と云う看板・貼り紙が溢れています。ヤレヤレ
ご安心ください。店は土手下にアリ、クルマは土手を越えた河川敷のグランドに置けます。
ここのうどんは醤油ダレのシコシコ麺。評判にたがわぬ味でした。
広島に負けず劣らぬ貧湯地帯さぬきですが、何とか見つけ出した一湯はその名も『黒川温泉』。でも遠いんです。
高松南郊に『仏生山温泉天平湯』と云う掛け流しの施設があると聞きそちらに向かいました。
モダンな建物の天平湯に到着しましたが、定休は火曜・・・。なんと今日ジャン。
気を取り直し、国道に出て東に向かいます。
津田の松原を過ぎた辺りから山に入り白鳥温泉の看板に不審な思いを抱きながらドンドン進みます。
着いてみると白鳥温泉は川の真向かいでした。
元湯黒川温泉で入浴をお願いすると、出てきた旦那は『ウチのは宿のお風呂ですから小さいですよ』と言います。
『風呂の大きさなんてドウだって良いのです、誠実なお湯のあしらいと云う評判に誘われて来たのですよ。』と思いつつ口では『は〜い』。
浴場には先客が二人。かなりの温泉マニアのご様子でした。
湯上りには市営白鳥温泉の周りを散策の後しばし車内でうたた寝♪

寝起きは津田の松原に向かいます。
とっても風光明媚な海岸でして、夏には海水浴客で大層賑わうそうですが、今はもうダレもいない海。
半島の先の大串温泉でも冷やかしてみようかと言いつつも、あまり気が向かず志度寺近くの平賀源内遺品館を覗くことに。
平賀源内のエレキテルをみてレプリカで起電の体験をして遊びます。
源内の最期は獄死だったと云う展示資料に、かの時代の鬼才の生きる道の険しさを垣間見たような気がしました。
ケーブルカーで八栗寺に登ろうと牟礼に向かいます。
ところが途中で石匠の里公園という看板に誘われ右折。
入ってみると素晴らしく立派な公園と石の民俗資料館。ココにも恐ろしい金額の税金がつぎ込まれたようです。
資料館で200円を払ってひとしきり見学しました。
R11に戻り高松市内に入ります。
小腹が空いたので栗林公園近くの松下製麺所。
本日4杯目のうどんです。
際立った特徴はありませんが、とても美味しく正調さぬきうどんといった塩梅でしょうか♪
高松港に出てサンポート高松で散策。 高松港の西側防波堤が公園化され、先端の灯標は全体が赤く光るガラス張りの灯台。
沖には鬼ケ島(女木島)のシルエット。
その昔、阿波踊りヨットレースへの回航途中、この港の西隣高松ヨットハーバーにフネを舫い讃岐うどんを食べに出たものです。
でもあの頃は、うどんじゃリキが出んナァ〜と思っていました。ハイ!(^^ゞ
無機質だった波止は何だかムーディーな海洋公園になり、若いさぬきのカップルが肩を寄せ合っていましたヨ。
若くないカップルは暖かい缶コーヒーを片手にブラブラ。
少し体が冷えたので、うどんを戴くことにします。
カミサンがラスト一店に選んだのは宇多津町の『おか泉』。
ツヤツヤの麺とサクサクした天ぷら。カミサンはお勧めのカレーうどん。
二人でどんぶりをとっかえひっかえ食べました。
この店もお客さんが多い。讃岐にはこんなに沢山うどん店があるのに、どこの店にもお客さんが多いってのは不思議です。
イヤァ〜喰いも喰ったり一日五食! 一日をうどんだけで過ごしたのは生まれて初めてだな♪
う〜ん、恐るべしさぬきうどん♪♪
と、書き上げて写真を貼り込みサーバーにUPしたところで、テレビから『金毘羅大芝居』がむにゃむにゃ『金丸座』がむぬやむにゃ?
あれれ?と画面に目をやれば、長身の美しい女性と関口宏がコウベを垂れ鼡木戸をクグルじゃありませんか。
う〜ん、いつの取材だったのか?
落ち葉の様子や服装から推測するにホンの一週間そこそこ??
そう云えば、案内のオジさんが『大木戸からご案内したのは皇太子様ご夫妻。あとは知事でも有名タレントでも鼡木戸。』と誇らしげに語ってたアノ有名タレントは関口だったのか・・・
こいつに名前言ったって知らないと思ったんだろうな、キット。(^^ゞ
後日談その2 (2007年2月)
今朝テレビで瑠美ばあちゃんで有名な『池上製麺所』の閉店を報じていました。
立ち退きに際しては色々裏事情もあったようですが、何がどうあれ初夏には『香川町』で再開するようなので、請うご期待!といったトコロかな。
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