朝から抜けるような晴天でココロうきうき、カラダそわそわ♪
何処か行くか。
そう云えば三次の奥田美術館で円空と木喰の特別展が始まっている筈。
取り敢えず高速に乗り山陽道から広島道に入り中国道に移るところで浜田道の看板に有福温泉でひと風呂浴びるか!なんちゃって。(^^ゞ
浜田に向かいます♪
毎度のコトながら気紛れなことでございます。
広島で快晴だった空が中国山地を登り詰めた頃には一面の雲。
今日は修理がほぼ終盤な野良寝車の試運転を兼ねて乗ってきたのですがチョッと不具合があり点検の為に金城PAに立ち寄るとスマートICが出来ていました。
便利そうですが、無料化すればこの設備も無用かな・・・?
通勤割引の百キロギリギリ浜田東ICで降りた頃には又また気紛れがアタマをもたげ・・・
有福温泉への分かれを通過し温泉津の元湯に向かいます。
クルマは温泉街入口の港に面した温泉津温泉ゆうゆう館に置き、タオルをぶら下げブラブラ。

ナマコ壁の路地を覗いたり龍御前神社の奥の院、岩山のお社を見上げたり。
石見銀山から掘り出された銀の積み出し港として古くから栄えた温泉津にはコンな景色が点在します。
石見銀山と一体で世界遺産に指定されたことも頷けますね。
何やら華やかに飾り付けられた薬師湯の前を通り過ぎると目指す元湯です。
熱いんです、ココのお湯。
今日はまた飛びっきり熱い・・・
熱い熱いと言いながらもノンビリ語り合うオト〜サン方。
『きにょうからボラの群れがえっと入っとるのぉ〜』『ほうかほいじゃが喰えんもんは要らんのぉ〜』『いんや出雲の方じゃぁボラを喰うど』とか何とか・・・
『あんなら**も喰うど〜』とも言ってます。よく聞こえませんでしたが**って何だったんでしょう。
何れにしてもお隣出雲の方々との近くて遠い距離を感じさせるお話でした。
おなじ島根県とはいえ『石見』と『出雲』ではビックリするくらい風俗風土が違います。廃藩置県から大方140年を経てもこの有様です。『島根県』って括りは随分乱暴なものだったようですよ。
ちなにみ石見の方々のハレのお買い物は広島。
うら若き女性は中区の紙屋町・八丁堀界隈。ファミリーは西区のショッピングセンター・アルパークやキリンビール工場跡のソレイユが定番。
良いお湯とジモティのよもやま話を満喫してクルマに戻ると駐車場は一杯になっていました。
ユルユルと動き出し大田市内から『物部神社』の脇を抜け三瓶山方面。
小豆原埋没林公園の看板を眺め北の原キャンプ場から『自然館』に。
みなさん、お近くをお通りの際は是非『小豆原埋没林公園』にお立ち寄りください。
縄文時代の地表に降り立ち巨杉を見上げると何か熱いモノがこみ上げること請け合いです。
自然館は火曜定休なので中には入れませんが、駐車場に車を停め姫逃池周辺を散策してご機嫌♪
そろそろお腹が空いてきました。志学の街に廻って蕎麦を喰うかと話していたら、どうせ三次に行くのだから布野に出て『久礼竹』で喰おうと云う話になったのです。
久礼竹は何と言ってもコレ。
コレで普通の盛り♪
およそ400g(茹でる前)あるそうで大盛りを頼むとコレの倍!
流石に大盛りは頼まれても一見には出しません。
『次にしてね』とヤンワリ断られます。
わたしゃ数年前、屈強な白バイ隊員たちが残り僅かの蕎麦を相手に悪戦苦闘している場面を目撃しましたよ。
あっ、勿論カレらは非番で私服でした!
さてさてわたしの普通盛り、のんびり喰ってると早々と割子を平らげたカミサンこちらの縄張りに箸を伸ばして来ますが、コレだけあると少々啄ばまれてもムカつきませんね♪
美味しい蕎麦で満腹になってやっと奥田美術館。
円空の彫りの力強さに打たれ、木喰の像の柔らかさに溶かされトテモ豊らかなひと時でした。
えぇ〜、写真はアリマセン。(^^ゞ
続いてお向かいの三次ワイナリー。
カミサンが建物の中でアレコレ物色している間に陽だまりのテラスでワインソフト♪
頗るワイン味なんだけどアルコールって入って無いんだよね・・・?
旨い旨い旨いぞぉ〜
夕方野暮用があるので駆け足で廻って来ましたが、折角の世界遺産を含むこのコース、一遍2泊3日くらいのスケジュールでジックリユックリ味あわなくっちゃイケませんね。
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