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巡ってきました紅葉はしりの火の国熊本。
シゴトを終えウチに戻ると既に準備万端、軽く飯食って年寄り 拾って出発!
今更珍しくも無いサービスエリアを総なめしつつ、眠くなれば 即仮眠の積もりで夜の高速道路をのんびり巡航です。
結局山川PAで就寝となりました。
翌朝は朝も早よから、宝田温泉宝の湯。ここは5時半から開き まして6時には沢山のクルマで一杯。
お湯はこの辺り定番 の炭酸泉で浴槽に身体を沈めた途端、全身がアワだらけ♪ 肌から炭酸ガスが沁み込み身も心もトロトロ・・・。
二湯目には近所の仮設浴場を目指しますが、本格的な温浴施設 開業間近で既に解体されており残念! 気を取り直し、近隣の辰頭温泉。湯口から浴槽の端まで天の川 の如く流れる泡の川は圧巻です。
湯上りに少々休憩の後、不二の湯に向かいました。 ココはコンクリート屋さんの敷地内に湧いたお湯で、作り置き のヒューム管に囲まれた不思議なロケーション。 しかし、泡付きは近隣の中でも特筆物。
浴場の壁には以前には無かった沢山の釘があり『自動車鍵掛け』 と書いてあるのもご愛嬌。車上狙いが脱衣籠からクルマのキー を持ち出して犯行に及ぶとのコトですよ。
炭酸三連発に些か酔いが廻り、酔い覚ましに菊鹿で発掘復元さ れた広大な朝鮮式城址鞠智城。
防人が暮らした兵舎に立ち彼らの生きた時代に思いを馳せれば、 われ今在るは半島からもたらされた文化のうえに在りと感じた・・・ カナ?
菊池市街に入り菊池神社下の観光物産館で足湯!
ここでアレ コレ買い物を楽しみ、レジのお姉さんに『旨い熊本ラーメン店は無い?』と尋ねると『無い!』。
仕方ないので市街地をひと回り。
いい店みつけました。ランチセットで本格的な飲茶を楽しめる中華レストラン福竜。フカヒレ餃子と水餃子は特にヨカッタ♪
満腹の腹を抱え、菊池渓谷に移動。 なんと水の駅菊池渓谷に掛け流し温泉開業 の看板をみつけ、当然ご入浴。
浴感に別段の感想はありませんが、露天から眺める渓流越しの 山景はとても気持ちのいいものでした。
菊池渓谷を離れ上津江村・中津江村から小国町へ。山路を縫う日田街道は 格段の冷え込みらしく紅葉街道となっております♪
小国に入れば先ずは山川温泉入り口のほたるの里。
先般の洪水 被災後は兎も角、もう何年も小国郷での一番風呂はココでした♪
被災した浴場傍に仮に設えられたの小屋の前で集落のご婦人が お二人。被災のお見舞いを述べると少しばかり愚痴を・・・
些かマナーに欠ける外来の入湯者が多いそうです。 仮設が故、浴槽一つの交代制ですから長湯は禁物です。集落の方々が利用される夕方〜宵の口の外来利用は余程の気遣 いが必要でありましょう。
さて、年寄りはしり込みしましたが、カミサンと二人名湯並居 る小国郷でも指折りなシャワシャワの湯の花を満喫し、集落の皆さんの尽力に感謝を捧げハゲの湯に向かいました。
ハゲの湯に来れば白地の露天だよナァ〜と思いながらも、年寄りを気遣い、先ずはお宿山翠にチェックイン。
年寄り二人の手を曳きながら裏の斜面に造られた浴場群をあれこれ徘徊するうち、お外に出る気は失せていました。
山翠のお湯は本館浴場と山側の浴場群で井戸が違い、山側の浴場群は地獄蒸しや露天風呂用に高温狙いで少々掘り下げた井戸から噴くナトリュウム塩化物泉(含硫黄)。
洞窟風呂の上の猛烈な噴気&タンクが其れで、温度が高すぎ地上に出た途端三分の二は蒸気と化してしまうそうです♪
本館の湯は昔から使う井戸が噴く単純硫黄泉で、コレが最上段混浴露天風呂の脇にたつ柔らかな噴気&タンクです。
この硫黄泉もほたるの里に優るとも劣らぬ湯ノ花タップリな名湯ですね♪其々は30メートル位しか離れていませんが、ちょっと深く掘るだけで温度も泉質も異なるお湯が噴くなんぞ、恐るべしハゲの湯!
本館の露天から沈む夕日を眺めていると、そろそろ夕食の時間。
食卓には予約した鶏の地獄蒸しを中心に余るほどの料理が並びます。ホントは余ってしまう程の料理は要らないのだけど、お宿に泊まるとコレが何ともココロ苦しいんだよネ・・・
やっぱり貧乏性としてはは鶏の地獄蒸しを白地商店に予約して、米や野菜は要るだけくぬぎ湯で蒸して野宴ってのが気楽ダナ。
鶏一羽って本当に大きいですよね。言い訳しながら食べ残しに手を合わせ、食後の一湯はまたまた本館の半露天家族湯。湯の花もぐれでホンに極楽でした。
朝は6時から上の塩化物露天。小国郷をシッポリ覆う雲海を眺めながらの朝風呂は贅沢なんてレベルじゃありません。
朝飯後、念押しに本館の硫黄泉を浴びてお出かけ。
ファームロードわいたをのんびりドライブ、田ノ原温泉、黒川温泉を通り抜け下鶴荘に立ち寄ります。
これまた絶景な露天風呂からのんびり阿蘇五岳を眺めていると、年寄りは『今夜は此処に泊まる』など言い出す始末。わかるけどネ♪
瀬の本園地の賑わいを横目にやまなみハイウエイに入り産山まで降りて池山水源で水を汲みコーヒーを淹れます。美味しい水で淹れるといつもの豆が特別な味わいなのは何故?
ヒゴタイ公園を抜け久住にあがり、その足で炭酸水を汲みに久住の恵み「め組茶屋」。もちろん泡々のお風呂も頂戴して極楽!
池山水源とめ組茶屋で積み込んだ水は合わせて約百リットル。ってコトは百キロ・・・?
昼食はパルクラブに廻り、広間でゴロゴロ。もちろん大地の湯にも浸かり、湯上りも広間でゴロゴロ♪
ここパルクラブは将来自活農業をめざす知的障害者のみなさんが働きながら学ぶ、日本初の農業による福祉工場です。平成2年に創設されました。
新装なっても好評の三船温泉に辿り着くも、じじとわたしはパス。ばばとカミサンはガハハとご入浴。
瀬の本に戻り九重スキー場から筋湯温泉に降り、ばばとカミサン岩ん湯で、じじは足湯、わたしは筋湯名物うたせ大浴場。
てんで勝手のバラバラだァ〜(^^ゞ