2011年6〜7月 東北〜北海道紀行
『奥の細道より道 駆け足編』 〜 『津軽海峡夏景色』 〜
『はるばる来たぜハコダテ』 〜 『オジロの股くぐり』 〜
『くじら舞うウミ』 〜 『リスに注意?』 〜 『メカばんば』 〜
『ラベンダー薫る頃』 〜 『光と影のガーデン』 〜 
『邂逅♪』


旭山動物園を後にしたものの、サテ何処行こう。
何言ってるんだ今日も十二分に遊んだぞ。日も西に傾いて来たので富良野方面に戻りましょうね。
富良野国道に出る辺りで、「晩飯何する?」って云う話になりました。

わたしゃ昨日食べた上富良野ポークの煮込みハンバーグが旨かったから今度はステーキで喰ってみたいと言えば、カミサンはピザが美味しそうだったと言います。
総員一致で『季の風』に決定! 総員ったって2人ですがネ。(^^ゞ

広島だとクーラーが無いお店なんて考えられません。でも窓開ければ済むんですよね北海道。

元気なヨメと寡黙なダンナの景♪

ハテ?奥さんのコノ姿・・・
それはね、日が傾いて涼しくなったので畑の草を刈るのです。
ニンジンの種を蒔くんだって。


刈り払い機の軽やかな音色を聞きながらお外のテーブルでハーブティを戴きます。



        何て花でしたっけ?





それコレしている内に焼き上がりましたよ、ピザとステーキ。

これね、ワタシのカメラワークが拙くてスケール感を欠いてしまいましたが、結構なサイズなんですよ向こうのピザ。
旨いよォ〜! 来てヨカッタ♪
『季の風』は2013年11月1日より富良野市北の峰4-60に移転します。(北の峰ターミナルへの坂道を新富良野プリンスホテル方向に曲がって直ぐ左手です。)

食後は風呂風呂。
チョイと南に下り『ふらのラテール万華の湯』。入浴料はチョッと高いケド悪くないですよココ。

お腹がクチクなってお風呂にも入ってサッパリすると、もう寝たいばっかり。
吹上温泉まで登るのも・・・
手っ取り早く『日の出公園オートキャンプ場』に入るコトにしました。
マツダさんのお話通り豪華オートサイトはガラガラ。でもフリーサイトの駐車スペースには結構なクルマやバイクが居ますよ。
ワレワレはサイトでユックリ過ごす積りもなく、管理棟で手続きを済ませるとフリーサイトの駐車スペースで即刻オヤスミ・・・
シマッタ、盆地の夏は暑くて寝苦しい。
それでもテントサイトのみなさんの宴会が終わるのを待たず眠りに落ちたようです。


ジジイになったな。今日も4時には目を覚まし、カメラを持ってウロウロ。


オートサイトは関東と関西のトレーラーが二組と東北地方のハイマーくらい。




日の出公園に登るとCMだかドラマだかの撮影をやっていました。
コレ誰?

 後日談:9月に入りカミサンがTVでサプリメントのCMとして流れているのを見つけました。
 チョッとコワそうなヒトだったけど、モデルさんだったんだネ・・・


日の出公園を出てフラフラ。『季の風』に立ち寄り、未練たらしく『ラベンダーイースト』を覗いて、富良野の街に。
用を済ませると芦別国道方向に。

チーズ工房を覗くと、この夏余り見掛けなかった中国の団体さん。
ウン? 随分お品が良いぞ・・・??

やっぱり違った。この方々は台湾のみなさんでしたよ。
全然お品が違います。(^^ゞ

一年振りの知人の顔を見ようと芦別国道を西に走ります。
赤平の市街で旧国道に入ると『御殿倶楽部・そば』って看板が・・・
御殿って程では無いモノの中々立派な民家で有るコトは間違いありません。
入ってみましょう。




この旅でも随分蕎麦を喰ってますが飽きませんね蕎麦。

赤平の街で知人に一年振りで会って新しいコレクションを拝見♪
このまま滝川を通り抜けて暑寒国道(R451)を石狩湾に出る積りだと言うと、知人からは空知国道(R275)を月形まで下って厚田山道(道道11)を走った方が道が広くて快適だよと云う有難いアドバイス。

そうかそうかと納得して滝川市内から空知国道に入ります。
でも、ヤッパリ初志貫徹とUターン。暑寒国道をスタコラ走り始めました。

『北海道民はコンな良い道をクネクネ道と感じるんだなァ〜』と話しながら、行き交うクルマも無いままノンビリ走り石狩湾まで5〜6キロかと云う辺り、長いストレートの向こうからユッサと姿を見せたのはウチでも顧客にお世話したコトが有るオプティマ5.4。

コレ、ドイツのヨットメーカー・デヘラー社がVWのバンにキャンパー架装を施した逸品なんです。
ヘェ〜北海道にも好き者がいるんだなァ〜と見てたら何と当の顧客。

ビックリ仰天しました。観光とは一切無縁な山間で・・・
まさに邂逅
顧客ご夫妻も『広島市内でも出会わんのに、コンなトコで会うとはなァ〜』と驚いて居られましたよ。
先日も『メルヘンの丘女満別』で顧客に出会ったように、道の駅や観光地で見知ったヒトと出会うことはありますが、よもやこんな辺鄙なところで出会うとは思いもよらず。
誰も通らないのを良いコトに路上で随分盛り上がりました。

この顧客も今年は東北地方を経由して来られたのですが、大間からのフェリーではセレンゲティを納めたばかりのわが顧客と一緒だった由。 みなさん東北のコトが心配なんですね。

ところで何でコンな山の中を走っていたかと云うと・・・(^^ゞ

地図で見掛けた『浜益温泉』。
特に有名でも何でも無い普通の温泉入浴施設。
サッパリした良いお湯でした。

オロロン街道に出て浜益郷土資料館(旧番屋)に行こうと北上。
おぉ〜! 路端からスッと出てきてバイクを制止する警官の背中。
ネズミ捕りだ!ナンマンダブ・・・
何だかなァ〜って風に首を振りながら連れ込まれるバイク乗りの姿を見てしまい何とも切ない気分のまま入った資料館はとっても寂しくて・・・

さてと、南下しますか。
さっきのネズミ取りに注意注意!

集落の手前で減速するワタシを置き去りにして、スイスイ走って行ったプリウスのレンタカーが捕まりました。
このプリウス、さっきの交差点でヒトを蹴散らすような真似せずワタシを先にやっとけば助かったんだけどな。 (^^ゞ
市街地に差し掛かる辺り、制限速度がポンと下がる辺りは厳守ですよ。
みなさん。

厚田公園展望台。
恋人の聖地って書いてありますが?
ソフト喰ってバイバイ。

おっと!今度は屋根にレーダー背負った白黒のクラウンが路端の看板の陰に隠れていました。
コレは60km制限の直線でしたね・・・

この辺り、大都会札幌に近くて交通量も多く、とりわけ大型二輪が沢山行き交う分だけ取り締まりも多いんですね。
留萌以北ののどかなオロロン街道とはエライ違いです。

石狩川を渡る辺りから海岸線が見えなくなり殺風景な景色が続き、小樽の市域に入ると再び石狩湾岸に出て視界が開けスッキリ。

銭箱から国道5号。国道が標高を上げて行くと『カフェハリウス』。
この辺りにはガスがかかっていました。張碓川の所為でしょうかこの辺りはガスの確率が多い気がします。





エントランス脇にはコンなクルマが♪



美味しい珈琲をご馳走になっていると、直ぐそこの札幌道がガスにけぶります。
バックヤードを覗いてソロソロこの旅のフィニッシュ。


いやはやことしもホントによく遊びました。
でも残念なことに自粛なのか俗に云う風評@@なのか、ことしは観光客が少なかったですね。
北海道でも例年より随分少なく感じましたが、東北各地の状況はどうにもこうにも酷かった・・・
円高だから海外旅行だなんて浮かれてる場合じゃないんだけどな。
ドンドン出掛けましょうよ東北観光。ジャンジャン買いましょうね東北産品。

それにつけてもわが顧客は何れも素晴らしい♪
邂逅なった二組のご夫婦に、消息だけ伝え聞いたご夫婦、それにワレワレと四組が同時に在道でしたが、何れも東北地方を経由しての渡道の由。
みなさん良く判ってらっしゃる。ヽ(^o^)丿

さてさて、次はどうしましょうかね。大雪の紅葉も見たいし、秋の東北・北海道ならではの海の幸・山の幸も味わいたいと思うのですが・・・♪
はて、時間は作れるかな?

この旅の先頭(奥の細道より道 駆け足編)に戻る
ツーリングのTPOページに戻る
TEL/082-876-0010 FAX/082-573-8108 ・お問い合わせ