2009年広島でも梅雨本番!
今年も梅雨休みを戴いてまたまたホッカイロ〜に遊びます♪

毎年のことなのですが帰ってみるとあそこも行きたかったここも見たかったと省みる取りこぼしの多さ・・・
今年こそは取りこぼしの無いよう重々押さえて参りましょうぞ♪

てな塩梅でやって来ました敦賀の港。
ことしのフネはすいせん。




少ない。貨物の量も乗用車も。
自衛隊が二十数台、キャンパーは三台でした。
自衛隊は兎も角、乗客に若者の姿が少ないな。同世代が殆んど。

いつも通り乗り込むと直ぐにひと風呂浴び、生ビールで乾杯して寝床に入り込みます。
今回も一等個室。タイプは和室をとりました。
熟年へのご褒美『ペア88』を使った三割引きならではの贅沢です♪
ちなみにペア88を使えば夫婦2人でお気楽な一等個室を貸切り、5m未満のクルマを乗せて38990円。
このお代で、走れば千数百キロの道のりをたったの19時間で連れて行って呉れるのですから有り難いの何のって♪

揺れないフネは順調に航海を続け津軽海峡に差し掛かります。毎年書きますが、この景色の何がヒトの胸をキュンとさせるのでしょうか。
北行は敦賀苫小牧航路に限りますぞ♪

しかしオープンデッキにお客が少ないですね。千円高速の影響なのかな?
だとすれば何とも不可思議です。仮に5m未満で比較すればこのフェリーが正規運賃でも29500円、青函フェリーが16000円プラス燃料油価調整金でその差1万2千円ほど。
高速が幾ら千円でも青森まで千キロ余りを走るのに燃料費は幾ら?
クルマの消耗だってあるし、交通事故のリスクだって・・・
乗客が少ないのは千円高速と云うより景気の低迷の影響で旅行者の数そのものが減っているのでしょう。みなさんこんな簡単な損得勘定が出来ない筈はありませんからね。

部屋で地図を検分しているウチに日没の苫小牧東港に接岸。
ことしは道東方面を中心にここ数年のとりこぼしを押さえて行く積り♪
さあさあ怒涛の道東見聞録の始まりデス!

フネを降りると先ずは東に向かいます。
沙流川を越える辺りでこの河畔を日勝峠方面に向かおうかとの思いも過ぎりましたが先ずは襟裳で前々回のリベンジリベンジ。(^^ゞ

浦河国道に入り南下を始めて間もなく、前回目星をつけて措いた『とねっこの湯』でことしのホッカイロ〜第一湯。
施設は今風ですが、モール系掛け流しのとっても良いお湯ですし、夜10時まで開いているのでスコブル便利。

湯上りはしばしのドライブ。
新冠の『サラブレット銀座駐車公園』に滑り込みます。
ココもこのルートならココで一泊と前回目星をつけた場所♪
先客が2台居ました。
多くなりましたね軽キャンパー。
この後も道内一円で可也の数を見掛けましたよ。

その名の通りサラブレット銀座。
周囲は牧場だらけです。
明け方に目を覚まし眼下の牧場を見渡すとウマの母子が横になっていました。
知りませんでしたねぇ〜
ウマも横になって寝るんですね。しかも露天で・・・

朝湯は新冠温泉。『レ・コードの湯』
嬉しいことに外来を5時から入れて呉れて景色は抜群。ココお薦めです♪

秀麗の朝湯にご機嫌で走りだし浦河国道を南下、9時前には襟裳の街へ。
岬の手前で、前を走っていた広島ナンバーのキャブコンを追い越しました。
フェリーで一緒だった同年輩のご夫婦ですね。
この後、中々岬に現れないので、百人浜にでも行ったのかな?と話していると、暫くして駐車場に現れ『風がキツうてコケるか思いました』と語られます。
ウチは何てこと無かったのですが、キャブコンにこの猛烈な風は辛いですね。

話は襟裳岬に戻ります。
一昨年はここで水平線から昇る見事な朝日を眺めていてチラりと見掛けた海獣の姿に矢も盾もたまらず旭山動物園に向かいましたがことしはどうでしょう?

岬の先っつぽの崖っぷちまで行ってユックリ観察したかったのだけど猛烈な風に怯み前回は時間外で入れなかった『襟裳岬風の館』へ。
居マス居マス♪
望遠鏡で覗くと朝飯を終えたアザラシが岩の上でゴロゴロ。
見えますかこの写真で?

風の館にはコンナものもあります。
25mの風に向かって立つとコンナ姿勢なんですね。(^^ゞ

沢山のアザラシを見て満足したワレワレは百人浜を通り『黄金道路』に入り北上を始めます。


黄金道路走っていると『フンベの滝』。
中々いい滝でした。

海岸線を離れ『忠類ナウマン象記念館』
カミサン期待していたのですが・・・
休館日で撃沈!

気を取り直し、忠類町内の『このみ』で昼食。旨かった。ここはお薦めです。

さて『幸福駅』へでも行ってみるかと『ホクレンのZIGZAG』を拡げるとこの頃話題の某牧場の文字が踊ります。
北海道の生キャラメルっていえば、メデアあしらいの上手なタレントさん営むコノ牧場にスッカリお株を奪われたかたちになっちゃいましたがオホーツク興部の『ノースプレインファーム』を忘れちゃイケません。
とかなんとか言いつつも、ミ〜ハ〜は商業メディアの煽りに乗っかって十勝の某牧場へと向かいます。(^^ゞ

やって来ました『花畑牧場』。
牧場と名乗れるような代物ではありませんでしたね。キャラメル工場にしてもTV番組で誉め千切るほどのモノでなし。
でもマァ、この場所にコレだけの人を引きつけ、しかも少なからぬ雇用を生みだしていることは立派です。
多様な乳製品が並ぶショップを冷やかし、別棟のカフェを覗きました。

あらら、奥のベンチで先のキャブコンのご夫妻が手を振っていますよ。
こりゃバリバリのミ〜ハ〜仲間だな♪
行くトコロがみな同じ♪♪
忠類の『このみ』で食事中に先行されたようです。
このご夫妻とはこの旅の後半にも富良野や旭岳などで何度も出会うコトに♪

少なからぬ雇用の持続と事業の発展を祈念しながら、ワレワレも生キャラメルソフトを賞味しました。

さてさて件の『幸福駅』。
その昔『幸福行きを二枚下さ〜い』って唄もありました。
でも廃線しているんですね。駅の画像はって? 撮らなかったようです。

帯広を迂回して『池田ワイン城』。
コレまた前回割愛したトコロ。
ビン内で二次発酵させて造った本格的なスパークリングワインを国内で初めて生産に成功したワイナリーだとは知りませんでした。
カミサンは試飲してご機嫌・・・

駐車場を出た路端に『清見温泉』という小さな案内板発見!
浸かってみましたとも♪
この辺りの定番モール泉。コーヒー色の良いお湯でした♪♪

十勝川温泉に移動。
笹井ホテルの立派なお風呂を頂戴し、夕食後蛍鑑賞会があると云う十勝が丘公園に入りましたが、本日は中止とのことで早寝としました。


十勝川温泉の朝。
早く寝たので早くから起きだし、咲きほころぶ花に満たされた花時計に見送られ十勝が丘公園を後にします。
向かうのはタウシュベツ橋梁”展望台”。
前回来たときはダート道ではありますが傍までクルマで行けました。
ところが事故の続発から去年の暮れに一般車通行禁止となり徒歩のガイドツアーもしくは対岸に設けられた展望台から眺めるシステムに改められたそうです。
ミ〜ハ〜としては新設なる展望台もカジって措かなければイケません。

途中の糠平温泉で森に消えていく廃線に惹かれパチパチ。

ニングルのうしろ姿でも見掛けたような気にさせる幻想的な光景でした。

さてさて『タウシュベツ川橋梁』
辿りついた展望所から対岸を眺めると、なんと肝心の橋梁は水に浸かり何のことやら判りません。

糠平温泉に戻り、湯元館の露天風呂を賞味。
お宿のカミサンはこの冬は雪がとっても多かったので雪解け水がダムに溢れてると仰ってました。




そろそろ道東に向かいましょう。
下りきった辺りから道道468に移りショートカットで足寄の街に。
忠類村で入れなかったナウマン象博物館の代わりに恐竜博物館を覗きます。

足寄の市街地に入ると『千春の家』の看板。
前回はミ〜ハ〜らしからず先を急いでやり過ごしましたがコレも寄らない訳には参らんのです。
車庫の上に大きな似顔絵が掲げられていましたよ。

足寄の街を出て阿寒湖方面。
オンネトーの看板をやり過ごす訳には参りません。(^^ゞ
右折してしばし、肝心のオンネトーを横目に通過。
去年のオンネトー温泉民宿景福のお隣、野中温泉でコテコテの硫黄泉を浴びるのです。

ひと風呂浴びてお腹をすかせたワレワレは阿寒湖畔の温泉街に入ります。

今日の昼食は寿司忠。
カミサン阿寒丼、わたしゃお造り定食
美味しかった♪
ビール飲みてぇ〜!


ユックリ食事を楽しんだ後はマリモ見学。
遊覧船に乗ってみると、その昔乗ったグラスボートでは無く普通の高速船。

激減したマリモの群生地は保護され、チュウルイ島に造られた展示施設の水槽に入ったモノを見るシステムに換わっていました。
マァ、一頃より減ったとはいえ観光客の数は昔の比ではありません。
マリモの群生地をプロペラで掻き回してたらマリモも堪ったモンではありませんものね。
自生地でのマリモは見れなくなりましたが、でも中々いいモノですよ遊覧船。

桟橋に揚がり商店街をそぞろ歩くと手湯ってのがありました。
その向かいには『足湯カフェ・温泉工房あかん』なんてのも!
これは入らなくっちゃネ♪




地元の老舗製菓屋さんが出したアンテナショップのようです。
若いご主人イシカワさんは都会で洋菓子の修行をしてきたらしくカミサンから一口だけご相伴に預かったケーキはとても美味しかったですよ。
ちなみにコーヒー紅茶は200円。でもチャンと淹れた香り立つ紅茶でした。
やっぱりジモティとの交流は大事ですね。ここでイシカワさんから耳より情報を入手したので今夜は阿寒湖畔泊まりと決定します。

てな訳で阿寒湖畔キャンプ場にチェックイン。
一人630円で駐車場も調理棟もトイレも使えてごみ処理もOK♪
更に特筆モノがありますがコレは後で。

温泉街にでて温泉銭湯『まりも湯』でご入湯♪
キャンプ場に戻って夕食をとり、とっぷり暮れた頃にまたまた温泉街へ。

何しに?って思うでしょ。夜八時の温泉街なんて誰も居ませんよね、普通。
ところが阿寒湖畔には人が溢れています。
『マリモの護り火「千本タイマツ」』
これには観光客も参加できるんです。

ミ〜ハ〜夫婦も松明を持たせて貰ってドキドキ。
足湯喫茶あかんを覗いてヨカッタ♪
イシカワさん有難う!


こんな状態で温泉街を行進します。
路端で見ている人たちも『わたしもヤレばヨカッタ!』と身悶えしています。行列のヒトから松明を借りて大喜びで写真撮って貰ってる人もいますよ。

フィニッシュはアイヌコタンの広場で献火の儀式。
これも中々見応えがあるモノでした。

この後、後方の小屋でアイヌの古式舞踊を鑑賞します。
入場料千円ですがコタンの中のみやげ物屋には前売り券を九百円で売っていましたヨ♪
開演は八時と九時の二回でした。夜遅くまでやるんですね。兎にも角にも生火を持たせて貰って発奮させられること請け合いです。

アイヌ古式舞踊を観覧してなおタイマツ行列の興奮冷めやらぬまま、キャンプ場に戻ります。その間徒歩2分。
さっきの”特筆”はこれ。キャンプ場はアイヌコタンの直ぐ山手。道路を渡ったトコロにあるのです。
色々なキャンプ場のお世話になりましたが、モテギやスズカのようなサーキットの中のキャンプ場でもこんな見所直近ではアリマセン。

ホウホウと云うフクロウの声が聞こえる調理棟で食器を洗っているとキタキツネの親子がウロウロ。
ゴミ箱の蓋をシッカリ確認してクルマに戻り長い一日の終わりです♪


阿寒湖畔キャンプ場での朝は『カッコウ』の声で始まりました。
今日も早くに目を覚ましたワレワレは朝食もソコソコに走りだし、未だ寝静まった朝6時の温泉街に唯一活気を見せるセイコーマートに立ち寄り阿寒湖畔をあとにしました。

峠を越えて谷越えて北見の街に。
北見では薄荷記念館。日本ハッカの故郷です。
国内はおろか世界市場の七割を制したこともあったそうですが、石油由来の合成ハッカが台頭してからは衰退の一途を辿り、現在は事業としての作物はないそうですよ。

エゾリスを見に行こうと網走湖畔のリス園に向かう途中、北見工大の看板を見掛け、急遽左折して立ち寄ります。
ここはヤンチャ時代の友人が進学した大学なのです。
ヌル〜い広島育ちに北見の冬はさぞ辛かったことでしょう。

何はともあれ40年も前のコト、奴も懐かしいでしょうから写真を撮って帰ってやりましょう。

ボチボチ走り網走湖畔へ。
リス園の柵の中には沢山のエジシマリスがいました♪
座っているとポケットの中にまで入って来ます
稲穂が特にお気に入りのようで、両手で抱え盛んに口をモグモグ。
楽しいひと時でした。

リス園の隣のペンション『夕日の家』
ココでは喫茶や軽食もあるようなのでチョイとお茶しましょうか。

ユックリお茶してオカミサンと話していたら「温泉なら網走観光ホテルが500円に値下げしたよ。』
それじゃひとつご馳走になりますか。
自慢の露天風呂は眼下に網走湖を見下す絶景でした。

湯上りにフロントで新聞を読んでいるとカミサンが『もう知床いこ!』。
てな塩梅でウトロまでひとっ走り。
立派な道の駅が出来ていました。
夕日ヶ丘に登り、定宿の『知床国設野営場』に来てみるとココにも立派な管理棟兼知床ボランティア活動施設なるものが新築されていてビックリ。

そのまま国設野営場にチェックインしようと思っていたのですが、いつ尋ねても満室な隣の『知床夕陽のあたる家』にクルマが少ないのを目聡く見つけたカミサン。
ダメもとでチョッと冷やかしてみましょうか。(^^ゞ

フロントで『露天風呂から夕日が見たいけど今晩どう?』と聞きましたらペンを差出しニッコリ。
そろそろ心配なサブバッテリーの容量も、充電を快諾して貰い安心安心♪

ウチは基本的に飲食は地元ならではのモノを地元のお店で戴く事を旨としています。
でも毎食お店って云う訳にも参りませんから電子レンジが大活躍。
ところが電子レンジは大きな電力を消費しますので走行充電だけでは心許なく、ソーラパネルでの充電も名実ともにお天気任せでおよそ万全なものではありません。
以前も書きましたが、他の利用者が居られる泊地での発電機の騒音はトラブルの根源。
そんなことで、騒音が無い燃料電池には大いに期待を掛けております。
今回は間に合いませんでしたが、近々塾長車に現物を搭載し実践的な使用状況をレポートする予定ですのでご期待下さい。

てな塩梅で今回の旅ではイツものように数日置きのオートキャンプ場電源サイトか、今日のようにお宿の好意に甘えるのだぁ〜♪

話は夕陽のあたる家に戻ります。ここはリーズナブルなB&Bシステムの宿。お望みならば三千円余りのプレミアムでグループの知床グランドホテル北こぶしの絢爛ビュッフェが利用できます。(シャトルバスあり)

ワレワレは洗濯物をコインランドリーに放り込み、街に降りました。

お馴染みセイコーマートでアレコレ仕入れ買い出し完了。
戻ると用意して呉れて居た延長コードにプラグインして充電開始♪


部屋でユックリ食事をとり、お楽しみのお風呂。
想像通りの絶景!絶品の夕日を温泉に浸かって眺めるって云う極めつけの贅沢でしたよ♪


世界遺産知床の朝
習い性はドウにもなりません。早よから起きだし温泉浴びて顔を洗うともうすることもなく、茶碗叩いて朝食を待ちます。
B&Bですから朝食はお宿の仕切り。早寝早起きが染みついた野良寝旅には到底辛抱できませんね7時まで。

カミサンに追い出され、国設野営場内の原生林を散策し、エゾシカの朝飯を邪魔したり、知床ボランティア活動施設の新設トイレなどを検分したりしているウチにやっと7時♪
ビュッフェスタイルでして山盛りのサラダをメインに好きなモノをチョイスして満足満足。
朝からタコ刺をいっぱい食べちゃいました。(^^ゞ

今日は知床観光船に乗る積り。
勿論欲張り夫婦は数々の滝巡りからヒグマ探し、そして岬の先端まで行って見ようと云うフルコースを選択します。
ルンルン気分は昂ぶりを極め10時出航と云うのに9時には待合所でウロウロ。
羅臼岳にはガスが掛かっていますが海岸線は見通しOK.。

ウトロ港を出港、順調に滝巡りをしていると唐突にクマさんの登場です。
滝の下の海岸線で、母グマの後ろを岩から岩へピョンピョン跳ねながら付いて行く2頭の仔グマ。
判りますかネェ〜この写真で。

『思ったんだよな、出掛ける前に。
長ダマつけた一眼レフ買おうかなァって』
と呟けば、『ホ〜ラ、買えばァ〜って言ったジャン』とワタシの傷口に容赦なく塩を擦り込みむオニが居ます・・・

オカに揚がるともう昼はとっくに過ぎています。飯だ飯だ!
道の駅の食堂でワタシはホタテぶっ掛け、向こうはザル♪
オニが控え目にザルだけ喰ったと思っちゃイケません!
奴はもうエゾシカバーガーを平らげたアトなのです!!
ふぅ〜、ホタテの天ぷら旨かった♪


お腹がクチクなったワレワレは知床五湖に向かいます。
あらら、遊歩道は全面閉鎖でした。
つい先日のこと、ヒグマがシカを捕獲して喰ってたそうです。
四年前にも書きましたが、四十年近く前のココでの野営は相当無謀なコトだったのか・・・?
でもアノ頃、登山道でもヒグマを見掛けることなんて滅多にありませんでしたが、コノ頃はヒトとクマとの距離が余程小さくなったのでしょうか?

仕方がないので新設なる高架木道を歩きます。
しっかり電気柵に堅められ、安心安全な高架木道は・・・(^^ゞ

其れや此れやで知床を遊び倒し知床朝日のあたる家に帰ります。
朝食の時間の件もあり、自由気儘な野営場にするかとの迷いもありましたが、今夜は時間の自由より気儘に入れる温泉に軍配が揚がりました。
今日もオホーツクに沈む夕日を拝みつつご入浴♪

湯上りには先ほど買い込んだ食材を電子レンジ駆使して調理、地元の海鮮は刺身で豪華晩餐。
知ってます?高機能タイプでは無い単純な電子レンジで卵焼きや蒸し物が出来る器具があるんですよこの頃。
ビールだけは館内の自販機で調達しカンパ〜イ♪


知床三日目の朝。
今朝は目覚めが遅く、贅沢な朝湯を浴びていれば茶碗叩くほどの間もなく朝食の時間♪
昨日に続きテンコ盛りのサラダをメインにソーセージやタコ刺しを賞味。
今日の知床五湖はどうかな?と調べると今日も閉鎖。何とも欲求不満がつのります。
それじゃフンベの滝まで歩こうと話がまとまりビジターセンターにクルマを置いて遊歩道。

ヒグマにビビり、鈴を鳴らしながら歩き始めると辺り構わずパオ〜・パオ〜と啼きまくる変なエゾシカがいますよ。近寄らないようにしましょう。

フンベの滝(乙女の涙)は海から見てもオカから見ても良い滝でした。
断崖の地層の隙間からハラハラと落ちる水を乙女の涙と見たんですね。
近づく観光船を眺めウトロ灯台を眺めうっとり。

クマ除けを殊更にチリチリ鳴らしながら来た道を戻ると、さっきのシカの背中にカラスが乗っていますよ。

カラスはしきりにシカの耳をつついていますが、シカは何だかウットリしているようにも見えます。
どうやらダニを喰って貰っているようでして、さっきのパオパオはカラスを呼んでいたようですね。
自然界の共生の一コマでした。

岩尾別に向け走り出すと路端にコンナのがウロウロ。
最初はキツネに見えずギョッとしました。病気なのか?何れにしても相当な老齢と見受けられます。

別段何かをネダル訳でもなく、路端の溜まり水を飲むとヨロヨロした足取りでうしろの藪に消えて行きました。

そろそろ知床横断道に入り羅臼に越えましょう。
この道すがら、今度はコンナ立派な角を持つシカに出合います。
充実した肉体に美しい毛並み。
さっきのキツネとの落差・・・
わが老いを認めていないワレワレにも眩しいばかりの若さでした。

羅臼に降りてみるとビジターセンターが出来ていました。
写真を撮ろうとした途端、バックの羅臼岳がガスに包まれたな。





前回も喰った地元相手のまるこしで昼食をとり。
杉本商店で買い出し。
杉本商店は立派な建物にリフレッシュしていました。繁盛で何より何より♪

道の駅の海鮮工房でもお買い物。このままキャンプ場に入る積りだったのですが何故かここで神の子池を見たいと云うコトになり西に向かって走り出します。

開陽台に寄り360度を眺望、ソフトを賞味しながら丸い地平線を眺めます。
ここで養老牛温泉に寄らない訳には参りません。

先ずは河原の野湯『からまつの湯』
女性の入浴待ちか?ホームレスのようなオッサンたちがタムロしていて、雰囲気台無し・・・
お湯もロケーションも良いんですけどねぇ〜



湯宿だいいちに向かい同じ河原の露天風呂に入れて戴きます。ここでも混浴露天にタムロするオトコたち・・・
この頃、女性の方がエリアが広かったり優先だったりするお宿が多いのだけども、ここの女性専用は大きくないようです。

幾つもある男性専用はガラガラですが、むしろ此方の方が野趣豊かで面白いんだけどなぁ〜
写真は幾つもある露天風呂の一番奥にある巨木をくりぬいた浴槽です。

埼玉から来たと云う同年輩と幾つもの露天風呂を堪能して戻ると、まだ混浴露天に肩寄せ合い延々浸かってるオトコども。
何とも哀れな姿でした。

元気満開、丘を越え牧場を駆け抜けやってきました神の子池。
ホントに神秘の泉の名に相応しい光景です。
コンコンと湧き出す清水は例えようの無い碧さ。
言葉を忘れて見とれてしまいますね。
ココロ洗われます。(^^ゞ


そろそろ今夜の寝場所を決めましょう。
虹別のキャンプ場にしようか多和平にしようかと色々考えた末、朝マヅメのキャスティングが楽しみでもあり屈斜路湖の砂湯野営場に向かいます。
砂湯野営場は一人400円。
駐車場のトイレは自動ドアで暖房完備。とっても快適ですよ。オヤスミ・・・


お楽しみの朝マヅメ。
スワンボートの桟橋から沖に向かいキャスト。
キラキラきらめくスプーンを軽くシャクリながら桟橋に沿って曳き始めると直ぐにアタリ♪
一投目で釣果あり。良い引きをしますね♪
抜きあげてみると30CMのウグイでした。

二投目もウグイ。
コイツは丸々しています。
婚姻色は出て居ませんね。

その後も次々・・・
余りに簡単に釣れてしまいチョッと飽きてしまいました。

トラウトがイケるエリアにはフライの連中が並んでいますので近寄りがたいし・・・
まっ、今日はコレ位にしておきましょうか。

クルマに戻り朝食をとり移動開始。
朝風呂はカモの親子と一緒にコタン温泉。
ご機嫌なお湯でした。





和琴半島に移動し散策。
散策と言いつつもチャンとタオルは持っています。
半島の先の共同浴場。
熱くて熱くてカラスの行水でしたよ。

屈斜路湖に居て霧の摩周湖を見ない訳には参りません。
湖岸をボチボチ北上すれば、川湯の温泉街に入りソレを抜けると硫黄山。

いつ見ても凄いですね。小山の至る所から噴気が揚がります。
駐車場に車を止めると『暴力団関係の蒸し卵売りにご注意ください』との看板。
ハァハァ、前回の品の無い卵売りの親爺はソレだったんだ。
卵に罪はないけどね。

この硫黄山には何度も来たけどやっぱり噴気孔までは歩いてみます。
噴気孔に形成された硫黄のチムニーはひと財産かな?
レストハウスでは相変わらず夕張メロンの試食販売をやっています。
旨い!

風が無く噴気が辺りに滞留して息苦しいのでお暇しましょう。
食い逃げだな。(^^ゞ

観光バスが居並ぶ摩周湖第一展望台に登って来るとアララ。
なんと霧一つ無い摩周湖。

何てったって『霧の摩周湖』ですからね、霧が深すぎても何ですが霧が皆無ってのもイマイチでした。

眺望に満足し、ココでも夕張メロンを食したおバカどもは山を下ります。

弟子屈の街で蕎麦処福住の看板を見かけ飛び込みます。
福住は野付半島付け根の標津の街の老舗の蕎麦屋で有名店。
育てあげた弟子には気前よく暖簾分けするそうで、今じゃ全道に拡がりその数何と二十数軒。


弟子屈店はその中でもかなりの古株のようです。
能書きは置いといて、蕎麦蕎麦♪

辛み大根の旨いコト旨いコト♪
ココまで更した蕎麦なのにコノ薫りの高さ。満足しました。

これから何処へ行こうか・・・
会議の結果、十勝にでて然別やトムラウシ辺りの温泉を巡ることに決定。

道すがら美味しいコーヒー紅茶を戴こうと阿寒湖畔に立ち寄り、四日ぶりの足湯カフェあかん。
イシカワさん、エッエッ〜?って仰け反っていますよ♪
『来年また来るよ』ってお暇ましたのに、たった四日で舞い戻ったんだものね。(^^ゞ
重くて大きなシュークリームと紅茶でのアフタヌ〜ンティ〜。
イシカワさん手造りのシューとクリームたいへん美味♪

『今度はホントにまた来年!可愛いお嫁さんに会いに来るからねぇ〜』と手を振って阿寒湖畔を離れました。

足寄から道東道に乗り一気に十勝平野を横断して十勝清水IC。
新得の街から北上し、ヌプントムラウシを目指します。
林道は結構ハードでした。
おまけに、道の真ん中に大きなクマのクソがあったりして恐い恐い。




そんなこんなでやっと辿りついた秘湯ヌプントムラウシ温泉。
河原の露天風呂で脱衣場の左の崖下からお湯が噴き出しています。


コンな野湯にもヌシがいて、何処の何様の積りか知りませんが湯船に浸かったまま煙草なんぞ燻らし訳の判らん講釈垂れるんだな。
お前なんぞにマナーを語って貰いたかネエや!
不快な思いをその場に拭い捨て、下山します。

林道の終わりから右折し、トムラウシ温泉。
東大雪荘のお風呂に入れて戴きましょう。
玄関を入る段になって『泊まろか!』って話になり、フロントで聞けばOK♪
これで明日の朝まで温泉三昧だ。


湯上りには辺りを散策しそれこれしているウチに夕食です。
食堂には団体さんが多く、ヤマの話で盛り上がっています。でも基礎体力の無さそうな連中が多いですね。一吹きされると直ぐに屁小垂れそうなのが沢山混じっています。

食後、ロビーで新聞を読んでいると『キミィ!喫煙室の換気はどうなってるんだ!』と響きわたる甲高い声。あぁ〜コワ。
見れば登山ツアー客の一人がフロントマンを責めています。
換気を気にする位ならタバコ吸わなきゃ良いのにね。何言ってるんだか?
この後何度も風呂に入りビールを戴いてオヤスミ。


トムラウシ温泉の朝ァ〜
4時すぎ、風呂に入ろうとロビーに降りると登山ツアーの団体さんが出発するところでした。
わたしゃ朝風呂を堪能しダラダラ♪
朝食を戴きそのままチェックアウト。
白雲台展望所に上がってみると十勝岳や美瑛岳の残雪が眩しい♪

こりゃいい天気だ。旭岳にでも行ってみましょうか。
横着者はロープウエイでビュンと登りましょうて。

大好きな狩勝峠を越え南富良野を抜け富良野に入って目指すのは新富良野プリンスホテル。
昨年は道北中心、一昨年は道南メイン、その前は道東。そして今年も三年振りの道東を巡って来ましたが、毎年必ず訪れるのは美瑛〜富良野辺り。

美瑛はご存知の通り西欧内陸部の豊かな農耕地帯を彷彿とさせる素晴らしい景観『パッチワークの丘』。

富良野はと云えば懐かし国鉄時代のキャンペーン”ディスカバリージャパン”で知られた『ラベンダー畑』。
富良野のもう一つの売り物はドラマ『北の国から』に始まる倉本ワールド。
ロケ地巡りはすっかり富良野の観光資源。
ところが数あるそうな倉本ワールドのドレひとつ視聴していないワレワレは、ロケ地を巡るみなさんのウルウル気分を共有できず、いまひとつ残念な思いを懐きました。

でも今年は違います!
フジTV『風のガーデン』でしっかり刷り込んできましたヨ。
大根だと思い込んでいた俳優が余命僅かな医師を見事に演じ切る様にグイグイ引き込まれ。
余命僅かな息子を見守る父親役で、現実には自分自身が余命僅かであった大俳優緒方拳さんの素晴らしい演技には感涙すら・・・

放映時から公開を楽しみにしていたロケ地の『イングリッシュガーデン』は新富良野プリンスホテルの敷地内なんです。

あらら大変な人の数。わたしゃ人いきれにすっかり酔ってしまって・・・
カミサンはガーデンの花をひとつひとつ検分して楽しんでいますが、ドラマの筋を追ってのウルウル気分など叶う筈もアリマセン。

愁眉を開いて呉れたのはコレ
ピートを積み上げた土塁に囲まれる其れは、どう見てもスコットランドの農具小屋ですよ。
有りがたいコトにコンナ地味なもの寄りつく人もなく、ユルりと観察出来ました。
良く造り込んであり、中々年季も入っていて満足満足。


続いて富良野でのお楽しみは富田ファーム・ラベンダーイーストでのラベンダーソフト。
今年もお客は疎ら♪
ラベンダー満開の時期にはチョッと早いのですが、色と香りはソフトクリームで満喫しました。

雪の残る十勝岳や美瑛岳を眺めていると、やっぱり旭岳に向おうと云う話になりました。

道すがら今日もお昼は蕎麦を食そうと云うコトで、気になっていた美瑛の岡の『花人庵』
入ってみると若い夫婦が営むお店。
この建物、元は喫茶店だったんでしょうね。
美味しい蕎麦でした。
辛み大根が少なかったけど・・・

国道から道道に移り、天人峡との分かれを過ぎた辺りで広島ナンバーのキャブコンに追いつきます。
例のミ〜ハ〜仲間でした♪パッパッとホーン鳴らして追い越します。

サァサやって来ました旭岳。
麓の温泉街から2291mまでロープウエイでピュンと上がります。
ここでレンジャーの3分レクチャーがありました。
例え遊歩道であれ、心して歩くべしと自分に言い聞かせます。


噴気がモウモウとあがり、その先は雲と一体化していますよ。
九州だと『地獄』ですが、北海道では何と呼ぶのでしょう?

雪渓を歩き、噴気孔を覗き、お花畑を満喫し再びピュンと下山です。

麓の旭岳温泉『湯元 湧駒荘』。
湧駒はユコマンの当て字だそうで、アイヌ語とのこと。
意味は?ってスタッフのお嬢チャンに問うと『アァ〜ウゥ〜』と歯切れが悪い。
知らなかったんだね。
ちなみに語意は「湯の向こうの・・・」でした。
写真は旧館の木軸組みを再生利用した大浴場。
お湯の力もさることながら、建物の力強さには圧倒されましたよ。

今夜の野良寝はお馴染み吹上温泉白銀荘前キャンプ場。
一台500円でトイレも炊事場も大手を振って使えます。到着後、白銀荘にマツダさんを訪ねるとお留守でした。
大きな露天風呂に入ってビールを飲んでオヤスミ・・・


上富良野の朝。空は晴れ渡り爽やかな朝でした。
美瑛町白金温泉に降りたち、白ひげの滝を眺めます。
おや? 今朝は川の色ががあまり青くありませんよ。

青いって云えば、この頃白金で静かに話題の青い池。
行きましょう。

河川改修工事の現場事務所の手前の空き地にクルマを停め、林の中に。
テトラポットの上をピョンピョン跳んで池の傍。

美瑛川のコバルトブルーと違いチョッと乳白掛かってみえますよ。

タダね、この幻想的な池は天然のものでは無く美瑛川の河川改修工事による美しい副産物でした。
こりゃ降って湧いた絶好の観光資源。
売れるぞ♪
って、河川改修が終わったらコレもなくなるのかな・・・?

白金温泉から白樺街道に入り『イツもの銘水』を沢山積み込み上富良野に出ます。
上富良野でのお楽しみは『富良野トラクター博物館』
大雪山系を望む丘の上。
スガノ農機と云う会社が自身のコレクションを公開しています。




期待はしていたのですが想像を遥かに超えるコレクションの質。途方もなく興奮してしまいました。
久々です。鼻血を噴きそうなくらいに興奮したのは・・・

ポルシェの空冷ディーゼルなんてのも複数ありました。
何れも状態は良く、ヨダレものの逸品ばかりです。




圧巻はコレ。
蒸気エンジンで100年前のトラクタ。
富良野SL保存会の皆さんによる展示走行の様子をビデオで見ることができます。

更にはコンなことも出来て、興奮のひと時でしたよ♪

ところで美味しい蕎麦屋はない?
エヘヘ♪まん作と云う新しいお蕎麦屋さんを教わりました。


まん作は博物館から丘を下り上富良野の市街地に向かってバイパスを越えた辺りです。




看板は樹木に隠れ判りにくいですね。
行き過ぎて二往復目に郵便屋さんに教えて貰いました。
蕎麦は上々、奥さん綺麗だし雰囲気も上々。(^^ゞ


日の出公園に登りました。
暑くて汗をかいたのでカキ氷にラベンダーのシロップを掛けて貰い、美瑛岳・十勝岳を眺めながらガリガリ♪




ココでカミサンが石の家に入っていないと云うので麓合の森に向かいます。

あらら、例のミ〜ハ〜仲間が手を振っていますよ。

『他に行くトコは無ァ〜んか!』親しみがつのり、すっかり無遠慮に減らず口でのご挨拶を交わします。

隣の牧草地ではトラクタがしきりに動き回っていますよ。
後には巨大なトイレットペーパーのような牧草のロールが沢山。(^^ゞ


富良野の街に戻り、ドラマ『風のガーデン』に主人公の実家で緒方拳さん営む『白鳥医院』として毎回登場した建物。

他にもレンタカーを乗り付けたミ〜ハ〜が二組ほど写真を撮っていましたが、ここは今日も患者さんを迎え入れる本物の『渡辺医院』でした。

ここで何だか富良野を満喫した気になったので札幌に向かうコトにします。
ことしも38号に入り芦別から赤平へ、赤平の街で知人の店を訪ね滝川から道央道に乗りトップリ暮れた札幌の街。

先ず向かうのは札幌の夜景を愛でるに最高のポイント藻岩山展望台。
ロープウエイと云う手もあるのですが、裏側から有料道路を通って山頂へ。

う〜ん、光源の数は大層なモノでありますが、余りに拡がり過ぎて・・・
鼓型が美しい函館の夜景には今一歩及ばぬ感も否めません。

ま真ん中の、ひと際明るいのが有名なすすき野です。(^^ゞ

そろそろ眠くなって来ました。広島市内だって似たようなものではありますが、大都会札幌市内に快適な野良寝場所は希少です。
市内某所でオヤスミ・・・


大都会札幌の朝。そぼ降る雨に起こされました。
夕べ買ったセイコーマートのサラダとハムとチーズと電子レンジでこさえた卵焼きで朝食。
ハムもチーズも卵もぜ〜んぶ道内産♪

さて、道庁の赤レンガ庁舎でも見物しましょうか。ナニナニ、入口に館内見学8時半って書いてありますよ。
う〜む、中に入って見学できるんだ。折角ですから一時間後に舞い戻って来ましょう。

大通公園近隣を徘徊します。
コレはなんだったっけ?







続いて、去年カミサンが狂喜した札幌テレビ塔
ほうほう、ここは9時半からです。
これも去年見つけて措いた駐車可能なコインパークをチェック。
ここも後々戻ってくることにして大通公園をグル〜っと一周して見学者もOKと確認済みの外来者駐車場に入れて貰います。

ココはいいですね。
赤レンガ見学は2時間まで駐車OKとのこと。守衛さんも大変親切でした。

展示物は中々興味深いもの、とりわけ北方領土関係の資料には興味をひかれました。

館内の観光案内コーナーで貰ったパンフレットを眺めてボランティアガイドのオト〜サンに色々質問。
サッポロファクトリーが面白そうなので向かうコトに。テレビ塔は後廻しだな。

ココは札幌開拓使麦酒醸造所の建物敷地をリニューアルして造られたショッピングモール。
広島でもキリンビールの工場跡地がショッピングモールになっていますが、こんな歴史的建造物を巧みに取り込んだ造りではありません。
中々面白かったですよ。

お空が晴れて来たのでそろそろ札幌テレビ塔から眺望を楽しむことにしましょう。
大通公園と左の露天駐車場にわが野良寝車を見下ろし写真をパチリ。

おっ!西に大倉山シャンテが日の光を浴びてキラキラしていますよ。

行きましたとも『大倉山ジャンプ競技場』
ラッキィ♪丁度練習している方々がおられ、何度も飛んでいる様子。
いやぁ〜、かなりの長時間楽しませて貰いましたよ迫力あるジャンプ。

このあと円山公園で遊んだり百合ヶ原公園で花を見たりして居る内に日も傾いてきました。

晩飯は久々に余市の『柿崎商店海鮮工房』で喰おうと云うコトになり、急ぐ道中でもなく国道5号をボチボチ西へ。
高速道路をかっ飛んでてては見れない風物を眺めながら小樽を経て余市の街へ。柿崎商店は余市の駅前、ニッカの正門脇の国道沿い。
ホント安いんです海鮮工房。たらふく喰って裏の道の駅スペースアップルを覗き小樽に戻ります。
戻った小樽美観地区で食後のコーヒーを戴こうと云う算段。

運河に面したライトアップの倉庫街。
ヒトが多いですね。沢山のヒトが散策しています。
気付いてみると明るい時に見たことは無いような・・・?

金融街と倉庫街の間をウロウロしていてとある路地に『海猫屋』と云う洒落たお店をみつけました。
お店も大層素敵でしたが、何てったってチョイワル親爺風なご主人がとっても魅力的。
ウチのカミサンにマコっちゃんと呼ばれて困った様子も・・・♪

来年はコノ親爺の蘊蓄を肴にゆっくり飲ませて貰いましょう。


いやぁ〜、ことしも楽しませて戴きました。
苫小牧に降り立ち道東に入るのに襟裳から十勝を経由し阿寒を探り北見から知床。
知床を満喫して羅臼から標津〜中標津、摩周〜屈斜路で遊び、また阿寒に立寄り十勝平野を経由してトムラウシの谷間に入り込み、取って返して狩勝峠を越えお馴染み富良野から旭岳と怒涛の見聞録。

こんなに来ても未だ未だ見ていない見どころがあります。でもまぁ何度来ても未知の見どころを見尽くすことはないでしょう。
ヒトとの新たな出会いも楽しいしね。
カミサンと『来年は秋にするか。う〜ん?秋なら東北も良いな、奥入瀬渓谷の紅葉なんか良いぞ。』など話しつつ帰途につきました。
でも秋は繁忙期だから長く出かけられるのは梅雨時だぞ。とすると何てったってこの時期野良で遊べるのはホッカイロ〜だな♪
ヤッパまた来るぞ〜 ホッカイロ〜! 


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