抜けるような青空のもと、またまた阿蘇へと走ります♪
2016年の大地震とその後の土石流で壊滅的に被災した「垂玉温泉 山口旅館」さんは、粘り強く再建中のところ目出度く先週金曜(4月16日)に「垂玉温泉 瀧日和」として再出発されました。
先ずはお祝いに駆け付けなくっちゃね。ヽ(^o^)丿
もみじ饅頭抱えて出発! 山陽道〜中国道と順調に走り、壇ノ浦PAで休憩。

関門橋を渡り九州道。今日は苦手な北九州〜久留米を通ります。(^^ゞ
この区間、右へ左へと殺気だった運転手さんが多くて超苦手。辛抱辛抱で走り抜け久留米を過ぎるとスッキリ爽やか、スイスイ走り熊本ICで出て国道57号を南阿蘇方面。
やってきました夢の架け橋「新阿蘇大橋」。先月七日に開通したて♪

チョイとやり過ごし、崩落した「旧阿蘇大橋」のたもとまで来ました。
いまは震災遺構を展望する「数鹿流崩之碑展望所」となっています。

2016年の暮れ、対岸から見た景色はこうでした・・・

この写真を撮った場所はいま綺麗に造成されて新阿蘇大橋展望所になっています。
チョイと戻り「新阿蘇大橋」初渡り、垂玉温泉の足元を通り抜け高森までやって来ました。 先ずはメシメシ。ヽ(^o^)丿
今日のお昼は「休暇村南阿蘇」お向いの「やま康」。

この辺りにはまだ桜がちらほら。千本桜も期待できるかな・・・?
良いですね♪結構な花弁を残した枝垂桜が玄関を彩ります。

頼んだのは看板メニューの赤牛丼。
隣の若いカップルは特別仕立てのメガ盛り二つ!。
メガ盛りはプラス三百円でこの1.5倍のローストビーフに温泉卵が二つ。(@_@)

随分細身なお嬢さん、普通盛りのジジババより早く平らげていましたよ。
細身なお嬢さんに遅れることしばし。やっとこ喰いきったジジババ幸せキブンで走り出します。
そして高森でのお目当ては「高森峠の千本桜」。
残念、千本桜は綺麗に散り去り枝には若葉ばかりが青々と・・・(^^ゞ
辛うじて路上に名残がチラホラ。

残念ついでに2012年4月16日の写真を添えますね。

やって来ました「垂玉温泉瀧日和」。
再出発のお祝いがてら極上のいで湯を味あわせて頂きましょう。ヽ(^o^)丿

「金龍の瀧」は変わらず玉のような水飛沫を見せてはいるものの「滝見の湯」は跡形もなく、周辺の岩肌がむき出しで荒々しい光景・・・

これも2012年4月16日の写真を添えますね。

歳月を重ねることでいつかこの情景を取り戻すことでしょう。
おお〜駐車場一杯。丁度一番奥が空いたのでスルリと滑り込みました。

後ろの側溝からも湯気がもうもう♪
向こうには炊事棟と思しき建屋も見えています。ヽ(^o^)丿

噴気濛々。(写真をクリックすると動画が開きます。音量注意!)

駐車場ではお湯がボコボコ。(写真をクリックすると動画が開きます。音量注意!))

新築のカフェ棟。受付もココで♪

再出発のお祝いを申し上げ、受付もすませてイザ入浴。
立派な石積みでしょ。
以前はこの上を宿泊棟がドンと跨っていてその下を潜り抜けると言う何とも風流な設えでしたが、スッキリ青空が見える今も中々の風情です♪
そして目に映るのは懐かしい「天の湯」。みなさんの辛苦の甲斐あって外観をリフレッシュされながらも変わらぬ骨子を見せて呉れます。

坂を降り切ると「燈の湯」ともしびのゆ(旧天の湯)。左手奥には新築の貸し切り家族湯棟も見えています。

上の段「燈の湯女子浴場」と石垣の間から「河鹿の湯」の茅葺屋根もチラチラ。姫方専用露天風呂として復活しているようですよ♪

しかしマァ、銘湯の再建を心待ちにして居られた方々が多いこと多いこと。火曜日と言うのに入浴客で一杯です。
とても露天風呂の写真どころではアリマセンでしたね。ヽ(^o^)丿
湯上りはカフェ棟のデッキで新緑を眺めながら珈琲をいただきます。
タオルを添えてパチリ。袋の中は「瀧日和」と懐かしい「山口旅館」の二枚セット♪

左手にはスノーピークの住箱も。これはどういう使い方になるんでしょうか?

水が良いので珈琲も旨い♪銘湯と旨い珈琲と良い景観を満喫し「垂玉温泉」をお暇します。
草千里まで登ってきました。
どうしたんでしょう、噴煙が上がっていません。

火口下の駐車場まで来ましたが噴煙薄〜くモワ〜〜〜

そろそろ今夜の寝城の算段。
心づもりでは久木野の「ビラ・マイルド」でしたが『炎が上がる火器は禁止』とのことで泣く泣くパス。
其処彼処で話しに聞く、俄か焚き火族の悪行がこの辺りにまで及んだか?
焚き木も拾える「休暇村南阿蘇ファミリーオートキャンプ場」まで戻るか!と言えば、アソコはトイレがイマイチだと奥方・・・
とか何とか話しながら景色を眺めているうちに時間も時間となったので、先々週もお世話になった「坊中温泉・夢の湯」隣の「道の駅阿蘇」へと向かいましょう。
晩飯は例の「尺間」。
時折、南の窓際を気動車が横切る鉄オタご機嫌なお店♪
バアバはちゃんぽん、ジイジは高菜炒飯でサクッと軽めの晩餐です。

街灯が灯るころ、阿蘇駅に入線する気動車をパチリ。このブロンズ像何ですかね?

やって来ました「阿蘇坊中温泉夢の湯」。
お代は400円のところJAF会員証提示で同行2人まで100円引き。何と券売機にJAF割ボタンまで完備です。ヽ(^o^)丿

そして隣の「道の駅阿蘇」。いつからか、ラインが引き直されひと区画が少々狭くはなりましたが、相変わらず車中泊に親和性の高い道の駅です。
今宵も8ナンバーが10台余り、普通車や貨物ナンバーの車中泊者も沢山。

阿蘇のあさ〜!
朝の阿蘇駅には「ななつ星」が停泊。
先々週にもここで逢いました。中ではツアー客が車中泊。ヽ(^o^)丿

この時間だと機関車は未だ熊本側に居るんですね。

しかしマァ、電源車のエンジン音が五月蠅いこと五月蠅いこと。
2号車が電源車。この右手にはグランピング施設があって「ななつ星」停泊中ず〜っとドウドウドウドウ鳴らすのであれば火曜の夜は避けた方がよさそうです。
外の水場で歯を磨いていると「ななつ星」随行バスがツアー客を迎えに来ました。
ではジイバアも一つ星の愛車で中岳ツアーと参りましょうか。
朝の米塚をバックにパチリ。。
展望台から草千里越しの中岳。今日は少し噴煙が見えますね。
この辺りの桜はまだまだイケますぞ♪
あか牛たちが朝飯を終えてまったり。

窓から身を乗り出したわが奥方と2・64号が何やら語り合っています。

久々に「赤川温泉」でも行こうかと動き出しR57の信号まで降りてくると、ひと足先に山を下りた「ななつ星の伴走バス」が「道の駅阿蘇」に停まって居ました。

すかさず脇に擦り寄り2ショットでパチリ。ヽ(^o^)丿
ご機嫌で走り出し「やまなみハイウエイ」のつづら坂を登りきり城山展望台。

中岳と根子岳を眺望。足元にはさっきまで居た阿蘇谷が広がります。

しかしまぁスマホの広角レンズも中々やるもんですね。
愛用の一眼レフは過去の遺物とされつつある今日この頃。この分では軽くもない広角に重い重い望遠レンズなどトンと持ち歩かなくなって仕舞いそうです。
やまなみハイウエイをユラユラ。瀬の本交差点を右折してR442をフラフラ。
走ること十分足らず。勝手知ったる分かれ道、ジイさん前のめりでザクッと左折。

奥方に「待て!」と制止され「犬じゃネエわ!」と思いつつ渋々停まってみれば・・・
「登山口・赤川温泉・雄飛の滝」の看板の下に小さな「赤川荘」の案内。そこには「営業日:金・土・日・月・祝日」だと。いつからだよ!
なんてこった、ウチの休みと被っちまった。

しかしマァ、よく見てるモンですねババさま。食い物屋の看板だけじゃありませんわ。(^^ゞ
すっかり炭酸混じりの硫黄泉にドップリ浸かる積もりがガッカリです。
それではと、あわあわ炭酸泉の長湯に行くべと走り出したもものの直ぐに気が変わって同じあわあわ炭酸系の「七里田温泉」に向かいます。
こってり濃厚な八重桜の並木をバックにパチリ♪

やってきました「七里田温泉・木の葉の湯」。見上げるは九重連峰大船山。

七里田温泉は由緒ある温泉♪

例の如く「誰もいなかったら写真撮っても良い?」と聞いたらOK♪
この集落の中には長湯の比じゃない超泡付きの良い「下ん湯」という浴場もあり、昔はつけっ放しの扇風機があり、止めると死ぬという逸話が生れるほどの強炭酸泉。
(ご安心ください。20年ほど前に浴槽の脇の壁をぶち抜き換気扇が取り付けられました。)
ふた昔前には知る人ぞのみ知る隠れた銘湯でしたが、インターネットやTVで拡散されてしまったこの頃、いつも誰かが入っています。
てなことで、逆手をとって「木の葉の湯」の誰もいない浴室をチョイスしてパチリ。

暫く人が浸かっていないようで浴槽はビッシリ析出物で覆われています。(@_@)

同じく無人の露天風呂でもパチリ。

床は析出物の結晶コテコテで歩くと痛い痛い。(^^ゞ

オーバーフローが流れる溝には析出物が薄氷の如く膜を張っていますよ。

いやぁ〜ゆっくりした♪ 相変わらずの良いお湯でした。
長湯に抜けて大分に降りて友人の蕎麦屋で昼飯かとも思ったモノの時間が時間なんで見送り、美味しい炭酸泉の「白水鉱泉」に寄り、「男池」の脇を抜け「飯田高原」に出ました。
「やまなみハイウエイ」右折して程なく「朝日台展望台」手前に「農家レストランべべんこ」。

この店の前は頻繁に通ります。
でもね、由布院方面から来ると林間を抜け眼前にバンと開ける景観が素晴らしく、そちらに目を奪われ飲食店にはトント目も呉れず・・・(^^ゞ
先日顧客から中々のモノと聞き初のお立ち寄りです♪

席はやっぱりココでしょう。

鶏天定食に九重夢ポーク串焼き丼。どっちも旨かった♪

いやはや今回もよく遊ばせて貰いました火の国阿蘇。
新阿蘇大橋の開通は南阿蘇に元気の風を送り込んでいますね。
何といっても「垂玉温泉」再出発は嬉しい限り。若き新代表は色々な仕掛けに取り組み新たな垂玉温泉を歴史に刻んで呉れそうです。
シゴトに励んでまた来るぞォ〜! 阿蘇阿蘇阿蘇ヽ(^o^)丿
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