おおクジラだクジラだ♪ ドデカイぞ! 潮吹いちゃってマァ♪
悠然と泳いでいますね。
キャプテンが『そろそろ潜るよ!』と声を掛けます。
その声を聞いたかのように、グッと背中を丸め頭を沈めるクジラ。
泰然と泳ぐ姿にも惚れ惚れしますが、尾びれを高く上げ直滑降で潜って行く姿は圧巻ですね。
侮れませんぞ知床。
港のすぐ前をコンナにでっかいマッコウクジラが泳いでいるんだ。
いやぁ〜楽しいですね。あっと云う間の2時間半。
毎年羅臼に来ながらもイマイチ踏み切れなかったホエールウオッチングですが、こんなに何頭ものクジラに出会えるなんて・・・
乗って見て良かった。♪
そうそう後先になりましたが、防波堤の穴ぼこにはコンなのが。
濡れそぼったオジロは右の翼をダラリと下げ、遠くを見つめるような姿には哀愁を・・・
その防波堤の上にはコンなのも。
オジロはこの子たちを襲っていて海に墜落したようですよ。
運よく穴ぼこ見つけて命からがら這い上がったんですね。
哀れなオジロはこの後、レンジャーに無事保護されたそうです。
お世話になったのは『知床ネーチャークルーズ』。
フネはエバーグリーン。腰の坐った良いフネ。右端がキャプテンハセガワ。
キャプテンは海鮮市場の舟木のオヤジ絶賛一押しです。
羅臼生まれ羅臼育ちの元漁師だけあって、この海を知りつくしツボを心得た抜群のナビゲートでした。
潮風をタップリ浴びたのでお風呂入りましょうか。
いつも横目に通過する知床横断道取っ掛かりの峰の湯に入ってみます。
加水しているのか硫黄の香りは軽く、熊の湯のように強烈では無いので気持ち良く洗髪もできました。
この上天気♪ すっかり日焼けした肌をお湯につけるとピリピリ。
羅臼温泉国設野営場。二人分の管理協力金を払いチェックイン。
管理人さんのお嬢ちゃんと遊んで貰ったりして寛ぎます♪
ヨチヨチ歩きまわって可愛かった。
そうそう、今年からのゴミ回収システム良いですよ。
このゴミ袋を百円で買い求めコンテナに入れるんです。
ちなみに燃えないゴミと燃えるゴミの2種類あります。
熊の湯の朝。
最近横着になって、珈琲はコンなパックモノに走ってます。
でもネ、その地で汲んだ銘水で淹れると結構旨いんですよ、コレが♪
モウモウと湯煙が上がる源泉を横目に橋を渡ります。
おっ、先客が一人いますね。
どっぷり浸かり先客と話しているとポツリポツリ人が増えてきました。
猛烈な硫黄臭を身体に染みつけ知床横断道路を登ります。
ミルクのように濃いガスに包まれた峠を抜けウトロ側に降りて来ました。
今日のお楽しみはここ数年シャトルバスのみでの立入りだった知床林道。
今年から期間は限定されますが知床大橋まで自分のクルマで入れます。
カミサンはお初、わたしゃ40年振りのカムイワッカ湯の滝が楽しみ♪
マァ、みんな飛ばす飛ばす。砂埃がモウモウとあがっていますよ。
そんなに急いで何処へ行く・・・? って、カムイワッカですね。(^^ゞ
さてさて『カムイワッカ湯の滝』
意外にヒトが少ないな。
川床は一枚岩でツルツル。
やって来ました一の滝。
残念ながらこのチョット先、二の滝の手前から上は立入り禁止なんです。
確かに崩れ落ちて来た岩がゴロゴロしていて如何にも危険な様子ではありましたね。
十年をひと昔と云うならば、昔昔その昔、も一つ昔の四の滝でのこと。
こんなトコまでオンナは来ねぇぜ!とタカを括り、小僧数人がノビノビ素っ裸を謳歌してたところにワラジ履きの女の子たちがドヤドヤ。
カノジョたち、着くなり脱ぎ始めた短パンTシャツの下には水着・・・
素っパの小僧どもは衣類もタオルも濡れないようにと高い枝に引っ掛けていて、どうにも身動きがとれずスッカリ茹で上がったことを懐かしく想い出します♪
純情だったんですね。
女の子たちを連れて来た岩尾別ユースホステルのオヤジのニヤニヤ顔が忘れられません・・・・
欲求不満を残しながらも駄目なものは駄目と諦め沢を下り、再び砂埃モウモウの知床林道を走り抜け『知床自然センター』を覗きます。
ひとしきりウロウロ。
ここで昼食を喰うかとも思ったのですが、帆立の天ぷらが乗ったおろし蕎麦を喰いたくなり道の駅に移動。
レンズフードを外し忘れて肝心の帆立蕎麦が陰になっていますね。(^^ゞ
帆立の天ぷらがしっかり乗っています。
向こうは刺身定食、だったカナ?
この後オシンコシンの滝や小清水の広大なジャガイモ畑や原生花園などあちらこちらを覗きながら網走の街。
去年カモメのKさんに教わったスーパーで買い出し。
ことしは『ジュピター』にもカモメのKさんにも逢えません。丁度道央方面にお出掛けなんです。
それやこれやで道の駅メルヘンの丘女満別まで上がって来ました。
クルマを停めふと振り返るとキング5.3が入って来ます。
おお、山口ナンバーだ!と思えば、フロントウインドウの向こうで見知った顔が笑っていますよ。
顧客でした。(^^ゞ
しばしの歓談♪ 網走の街まで出て食事をされるとのことで、いまワレワレが昇ってきた坂を下って行かれました。
ワレワレはそのままメルヘンの丘で沈没・・・
もしるさんゴメン。m(__)m
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