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 『トウロのヒシだんご♪』 〜 『阿寒やきとり丼』

さてココ陸別への道すがら、沢山見かけたのは畑一面のジャガイモの花と蕎麦の花。
少々遅めになりましたが、お昼はヤッパリ蕎麦でしょう。
出札口に「蕎麦屋は?」って掛ければ、「国道を左に行って一本目を右!」即答でした。
地元産まれの薫り高き蕎麦を食したワレワレは、線路脇に停めたクルマに戻り次の受講者のお手並みを拝見。(^^ゞ

の筈でしたが、汽笛を子守唄代わりにいつしか夢の中・・・
最高の昼寝をさせて貰いましたよ♪

ひと際長い汽笛に目を覚ましたミ〜ハ〜はフラフラと阿寒方面に走りだしました。

オンネトーに立ち寄ります。
一年振りのオンネトー。
雌阿寒岳、阿寒富士は雲に覆われ展望デッキは中国の皆さんに覆われていました。

オンネトーに来れば外せないのがオンネトー温泉。
温泉街に近づけばもうそこらじゅうが硫黄の臭いでクラクラ♪
温泉街ったってお宿は三軒だけですがね。(^^ゞ

今日は一昨年も入った景福で濃厚なお風呂をいただきます。
もう何度も書いたような気もしますが、ここの内湯は足下湧出なんです。
お湯が湧き出す場所に浴槽を造っただけ♪
ホントに良いお湯ですよ。


動くたびに自分の身体から匂い立つ硫黄臭。流石に自分でも臭いなぁ〜と思いつつ阿寒湖畔へ。

公共駐車場へクルマを停め先ず向かうのは阿寒温泉街名物の足湯カフェ『温泉工房あかん』。
去年覗いてスッカリご贔屓♪
後で知りましたが中々の老舗なようでして、会社(北海まりも製菓)の創業は昭和28年でわが草原社と互角。
若いイシカワさんもこの店で色々な試行錯誤を重ね、老舗の新たな発展に貢献されることでしょう。

能書きが長くなりました。『温泉工房あかん』を覗くと一年振りのイシカワさんはチョッとふっくら。
わたしゃ美味しい紅茶を頼みます。欲張りなカミサンはコーヒーとシュークリーム。
このデッかいシュークリーム超お薦めです。(写真はアリマセンm(__)m)

可愛いオヨメさんの顔を見せて貰ったり、ご当地グルメグランプリに出品する『阿寒やきとり丼』の話など聞かせて呉れたり、ウチの野良寝車を見学して貰ったり、おまけに取りたての行者大蒜を頂戴したりして『温泉工房あかん』をお暇しました。


阿寒でのお泊まりは去年と同じ。阿寒湖畔キャンプ場。国道に隣接しているのが良いのか悪いのか・・・

でもココには立派な『ユックの湯』と云う足湯もあり直近のアイヌコタンや徒歩圏内の温泉街など好アクセスにポイント高いですね。

早速チェックイン、一人630円の二名分。これで調理棟もゴミ処理もトイレも足湯も大威張り♪
蛇足でしょうが、呉々もゴミは放置せず直ぐにカギ付きの分別収集箱に入れてくださいね。コンな国道脇にも野良キツネが物欲しげに徘徊します。
なお、駐車場は観光用有料駐車場と兼用でして入口に一日500円と掲示してありますが、キャンプ場利用者は駐車料金不要です。

さあさあ晩飯にしましょうか。メインディッシュは温泉街で調達した『寿司忠』の海鮮丼。豪華
オヤジはパックのお吸い物も添えて呉れていて手間いらず。
寿司忠も去年覗いてお気に入り。道東丼を食べるとオリジナルステッカーを呉れました。

食後はコレまた去年と同じ温泉銭湯『まりも湯』に向かいます。
『まりも湯』の前に着くと丁度隣でイシカワさんがお店のシャッターを降ろすトコロ。会釈もそこそこにクルマで駆けだしていきましたよ。

そう云えば今夜も若手の皆さんでご当地グルメグランプリに出品する『阿寒やきとり丼』の仕込みをするんだと張りきってましたね。
頑張れよ! 若いんだから!!

今夜のまりも湯は貸し切り状態でした。
誰もいないことを良いコトに、熱い熱いお湯にチョッとだけ水を差させていただきます。
アァ〜極楽♪

キャンプ場に戻り足湯でお茶を濁していたバイク乗りに『まりも湯』を教えるとスッ飛んでいきましたヨ。
ホウホウと云う声を聞きながらご機嫌でオヤスミ。


今朝もまたカッコウの声で目を覚ますと阿寒湖畔は霧に包まれていました。
ところでこの『カッコウ』わが街近郊の湖畔から北の大地まで、至るところで声を聞かせて呉れますが、日本全体にはいったい何羽のかっこうが渡って来ているんでしょうか?

バイク乗りたちと挨拶を交わしながら洗面。
朝食を済ませ、分別したゴミを指定された種類別に箱に入れてカギを確認すると温泉街をぐるっと一回りして阿寒湖畔を離れます。
オホーツクに出るとしましょう。

おお、可哀想にエゾ鹿の骸が・・・
停まってみると直ぐ先にもう一頭。
ペアだったんでしょうか。

今回の旅ではこの後も多くのエゾ鹿やキタキツネの亡骸を見せられました。
エゾ鹿は何より生息数が非常に多いことが亡骸をよく見掛ける要因であろうと感じています。
でもキタキツネは少なからぬ割合で、ヒトに餌付されてしまった個体がモノ欲しげに路端をウロウロしていることが事故の原因でしょう。
みなさんイケナイことと重々ご存じな筈なのに、何で餌を投げてしまうんでしょうね。


女満別の道の駅メルヘンの丘に立ち寄るとコンな張り紙が。
嬉しいですね。ゴミ処理はクルマ旅での一番の課題です。
ウチの場合は一人一泊3〜500円程度で使える国設野営場などをフル活用しています。

でも、如何に安かろうが有料施設には一切近づかないって言い張る方も居られますし・・・
その方々は生ゴミの処理をどうしているのだろうかと心配していました。
呉々もその辺りに放置せず。この手のサービスを利用しましょうね。


あっちへウロウロこっちへヨロヨロしながら、今日はオホーツクの沿岸まで出てきました。先ずはお馴染み『小清水原生花園』
流石に黒ユリは終わっていました。でもエゾキスゲやエゾスカシユリが丘を覆ってそれはそれは見事です。

原生花園の背後に『濤沸湖』。
湖畔の『白鳥公園』に入ります。
ここでは冬場の白鳥が有名ですが、夏場にも色々な動物たちが暮らします。
幸運なことにオジロワシのつがいを見ることができました。
ちなみに小さい方がオスだそうです。

湖畔のレストハウスの『お母さん』が望遠鏡を持ちだしてきてくださって、その他にも色々な生き物を見せていただきました。

そして、オホーツクの沿岸で会いたかったのはカレ
















この界隈の人気者ジュピター。
カレはウチからもリンクしているブログ<僕らはみんな生きている>のカモメのKさんの『お供』。
どちらが主役なのか・・・?

ところでこのジュピター、カレではなくとても元気なカノジョでした。
たいへんなお転婆で暫く遊んで貰いましたよ♪

カモメのKさんは、大変な食いしん坊だと嘆いておられましたが、コレだけの運動量ならヒトの何倍も喰わなきゃ堪らんでしょう。(^^ゞ

ひとしきり遊んだワレワレはオジロワシが舞うと云う能取岬に向かいます。

目論見通り海岸をパトロールするオジロワシをみることができました♪

大きいですよ。オジロワシ




移動を始めると一頭の若いキタキツネが寄って来ました。
















お座りして此方をジッと見上げます。
やれやれ、キミも餌付されちゃったんだね・・・

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