鹿追のあさ。
ここはいつ来ても朝霧が濃いですね。
向こうに水戸ナンバーのTスターがいました。水戸ナンバー多いな?
東大雪の美味しい水で珈琲を淹れます。
音更まで出てきて、去年も来たコインランドリーでお洗濯。
これも去年もお邪魔した『十勝オールドトラクタ保存会』。
乗り物オタクには垂涎の隠れ家。
ことしの作付けは『例のモジャモジャ』ではなく、東側の畑は黄金色に実りつつある小麦。西側の畑はジャガイモですね。
西側のジャガイモも花が可愛らしい。
うぅ〜ん。
小麦とジャガイモってコトは、お伺いするのが今年だったら『ビート資料館』には行かず仕舞いだったかも知れませんね。(^^ゞ
ほうほう、今日はファーガソン祭りだな。
第一展示棟はホボ完成のようですね。
折しもファーガソンの展示会があるそうで、連れて行って貰いました。
最新型の前でパチリ。
十勝平原は強烈な日差し。ジリジリと暑くなって来ました。
涼しい然別湖まで逃げようと言う事になり道道133を引き返します。
以前からこの道が日勝国道に合流する下鹿追交差点の『鹿追発祥の地』という大きな看板と洒落た小店が気になっていました。
ココには蕎麦の看板も掛かっていましてね。ちと早いけどお昼を兼ねて情報取集といきますか。
建物は駅逓を模したモノ、お店の名は『クックガルデン』でした。
先ずは食事を注文し待つ間に店の内外を物色します。
ジイさん鹿の落ち角など握りしめテーブルに戻ると、カミサンは可愛らしいナキウサギの写真を握りしめています。
写真はお店の方が撮られたそうで、額の装飾のナキウサギも自作だそう。
とっても愉快なご婦人方お三人とナキウサギの話で盛り上がりました。
今日も昼飯は蕎麦。
ナキウサギ観察に関する有力情報を得てジジババ期待に胸を膨らませながら坂道を上り、展望台で小休止。
然別温泉街を通り過ぎ、クネクネ道を北岸野営場までやってきました。
澄みきった水。竿を出したいのですがこの湖は禁漁です。
しかしマァどうしたモノか、涼しい筈の然別湖畔なのに暑くて暑くてかないません。
強烈な日差しを避け、木陰で窓を開け放ってお昼寝といたしましょう。
陽が傾いて来たので温泉街まで貰い湯に♪
湖岸の露天風呂から然別湖のシンボル天望山を眺めながら極楽極楽♪
素っパでお風呂の框に腰掛けるとこんな感じ。
今日はさざ波が湖面を覆っているので見れませんでしたが、無風の日には天望山が湖面に映り、唇のように見えるんですよ。
夕食を済ませると、日が陰ってきたのでエッチラほっちらガレ場まで登ってみましたが、余りに気温が高すぎてナキウサギは涼しい風穴から出て来ませんでした。
ナキウサギ、流石に秋になると冬越え準備に一所懸命で人の気配など構うことなく食糧集めに出歩くそうですが、夏は涼しい風穴に籠りっきりなんだそうです。
明日の朝、グッと冷え込むことを期待して、オヤスミ・・・
然別の朝ァ〜
今朝も風がそよ吹いていますが、ちと薄いクチビルに見えなくも・・・
どうでしょう?
クチビル山は兎も角、気温の方は寒い位に下がっていて、ナキウサギ観察はバッチリ期待できそう♪
日の出前、ジジババは朝食もソコソコにガレ場に向かいます。
倒木が目立ちますよ。下は岩場で根は地中に伸びることが出来ず地表を這っているだけなので大きくなると雪や風にやられるんですね。
ヤッパリ早朝が良いんですね。
ベテランと思しき先客がおられました。
観察のお邪魔をしないよう少し手前で待機しましょう。
大人しくしていると程なく先客が『出てますよ!』と教えてくださいます。
おお!可愛い可愛い『ガレ場の天使』降臨です。(オンマウスで拡大)
冬毛から夏毛への生え変わり時期でチョッとアレですね。(^^ゞ
何頭いるものか、次々姿を現します。
連写にして居なかったので一コマ遅れましたが、この仔は股倉に頭突っ込み食糞した直後です。
そうこうしていると、目の前ホンの2mほどの岩の上にヒョッコリ。
落ち着き払ってモグモグ
レンズ越しに目を合わせたままモグモグ・・・ (オンマウスで拡大)
2〜3分でしょうか?
随分長いご滞在でしたよ。
ベテラン観察者さん『こんなの滅多にありません。あなた持ってます、持ってますよ!』と何度もおっしゃいます。
これは所謂ビギナーズラックって奴でしょうか。(^^ゞ
そんなこと知らないもんで、素人は連写モードにすることもなく、呑気にパチャリ・パチャりと一枚一枚撮ってました・・・
その後も近くや遠くの岩の上にピョコリとお出まし♪
正面で一枚。
横向いてもう一枚。
イヤァ〜可愛かったな。
声だけ聴いて姿を見たことが無かったんですが、当たり前だったんだ。
流石に氷河期の生き残り。寒い位でないと出てこないんですね。
滅多にないという至近距離での長逗留にも遭遇したし、何頭も見ることができたし。満足満足。ヽ(^o^)丿
オマケ。
食糞行動など色々教えて下さった先客。
とても知的な紳士。この道で名のある方だったのかな?
|